選挙の落とし穴に落ちた現職知事の落日
東都知事選挙は接戦のまま、最終日を迎えた。
大神、法蓮、丸石は、小石川現職知事の絶対有利に疑念すら感じていない筈だった。
東都民一千万人の有権者が立ち上がる。
空前絶後の投票率八十八パーセントに都
民が歓喜した。
減税を叫んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 12:16:54
1523文字
会話率:45%
現実世界に近い世界、明るい表の世界に隠れて抗争、暗躍、蹂躙を続ける者達。
血みどろな争い、理不尽な行為、抗えない圧力、自覚無き悪意、不当な義務、
それらが起こす悲劇の連鎖を人外の力でちゃぶ台返しする物語。
様は、数の暴力? 理不尽な運命?
冷たい方程式? 尊い犠牲? 絶対権力?
そんな物の上で自分達が絶対有利で勝つのが当然と思ってる奴等を想定外な力で地獄に落とす
そんなシリアス殺しの「ざまぁ」量産コメディです。
主人公は、両親とも一応人間だが、人の形をした竜、ヤマタノオロチの再来の少女。
人知を超えた尾の道具、八つの『尾具』とそれを操る八つの頭を持つ動く龍脈たる少女『天夢楽百』。
なんですが、基本万能すぎるので一人称は、あまりやりません。
その代わりに初回の不幸さん『アルカ=ローズガーデン』がメインの語り手になります。
舞台は、主に架空の東京23区外の都市『虹和市』。
イギリス有数の魔法結社の長の娘である『アルカ=ローズガーデン』がアメリカの大富豪の延命の為と理不尽な物量戦を仕掛けられ、それによる結社の被害を防ぐ為に自決さえ考える中、母親の占いで打開策があると思われる虹和市へ交換留学する事にします。
そこで『天夢楽百』とクラスメイトになり、なんだかんだで救われ、それを縁に一緒に行動する事になる形で語り手となっていきます。
相手は、アメリカの大富豪、ライバル魔法結社、悪辣テレビマン、暗殺組織等など、
普通なら正義や努力、友情等を合わせた奇跡で討ち克つ様な相手ですが、
万能且つ圧倒的パワーでボコボコにされます。
おっぱいハーレムレズとシスコンヤンデレズとロリ風親父の成分も多少含まれています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-02 14:56:32
100534文字
会話率:45%
***この作品は六章までが(仮)と(真)の二重構造になっています。(仮)はVRMMOジャンル、(真)とそこから続く七章移行はローファンタジーのジャンルとなります***以下、冒頭となる(仮)のあらすじです*** VRMMORPGの対人戦シス
テムを利用して作成された対戦ゲーム『決闘者の闘技場』(略称COD)では遠距離攻撃を持つ魔術タイプが絶対有利とされていた。現実世界で剣術を学ぶ天音桜(あまねさくら)は近接戦オンリーのスキルで構成されたアバター「sakura」でCODに挑んでいた。座右の銘は「近接戦では剣士タイプの方が強いですよ」な桜だったが、両親の仕事の都合で転校した宇美月学園で魔術タイプの三条珠貴と対戦、近接戦に持ち込みながらも敗れてしまう。リベンジを誓う桜。個性的な友人、頼れる担任教師との交流やイベント、学園生活をとおしての天音桜の成長が「sakura」を強くしていく。そして一年後、桜は再び三条珠貴に挑戦する。 ****2013/01/15 連載再開に伴ってタイトルを変更しました****折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 19:42:24
1694991文字
会話率:32%
地方都市の私立中学『夢ヶ淵学園』の校舎で夜な夜な行われる『学園七不思議』の幽霊たちによる、たった一つの『成仏権』をかけた異能力バトルロイヤル。
その戦いに、行方不明だった幼馴染の少女が幽霊として参加していることを知った主人公は、彼女を戦
いから解放するため魑魅魍魎たちの争いに足を踏み入れる。
果たして彼らは強敵ぞろいの悪霊たち相手に勝ち残ることができるのか。
そもそも少女は何故、幽霊になったのか。
それはそれとして、人間の負の感情をエネルギー源とする幽霊たちの戦いにおいて、超ネガティブ人間の主人公は絶対有利。今日も奴のネガティブパワーが火を噴くぜ!
みたいな話です。
あんま鬱な話ではなく、学園ラブコメ異能バトルものになる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-08 19:58:14
50497文字
会話率:36%
男は馬鹿
という現実を知らない人がいるようなので、
当たり前のことを書いてみました。
最終更新:2018-09-07 17:19:33
1040文字
会話率:0%
絶対有利な彼女と、不利な俺のおかしな戦い。
最終更新:2012-02-20 03:09:15
1046文字
会話率:52%
織田信長が出世の第一歩とする桶狭間の戦いが物語の舞台です。
既に桶狭間に到着している場面から物語は始まります。
織田信秀の息子にして、城下町の不良の頭で、傍若無人に振舞って見せていたのは、信長にとって、人脈作りと人望作りのためだったの
です。そうした下積みを経て、織田家を継いでからも尾張の精鋭部隊が忠実に信長の家臣となって働いた(戦った)。
対する敵は「東海一の弓取り」と謳われている今川義元である。戦国の世に名を轟かせ、あの武田信玄でさえも脅威を抱く程の男である今川義元である。信長は、この今川義元の世評を知っているだけに、その存在を恐れるだけではなく、財政面でも戦略・戦術面でも敬う気持ちを持っていた。しかし、いざ対峙してみれば、なんら大したことはない、それどころか陳腐にさえ思える愚かな武将に映った。
はじめ、この桶狭間の戦いは、下馬評で、今川勢の絶対有利となっていた。しかし、いや、むしろ、そうと知れば、若くて勇ましい信長は尚の事、その己を小馬鹿にでもするような、世の常識をぶち破りたくなり戦う。
そして、戦ってみれば意外と今川勢は腰ぬけ集団である。それもそのはず、今川勢の実情は頭数の確保だけの寄せ集めで膨らませた、仮武装集団なのであった。漁師や農民を徴兵として、それでも足りずに思えた今川は北条からも兵を借りた。借りてきて、取って付けた様な兵は、忠誠も忠義も、義理もへったくりもあったものではない。今川勢として、戦おういう意思よりも、窮地に至れば逃げを選択する。その逆に、勢いで登り詰めようとする信長軍は前へ前へと進む。その中には森蘭丸の父親、森可成もいる。この森可成りこそが信長の精神的師匠にあたる男である。森可成りが信長の少年期・青年期の悪教育をしたおかげで、今の信長像があるという物である。
そして、森可成以外にも、小平太や新助などが活躍し、今川勢に大手を掛けて、ついには義元の首を獲るのである。
「武士の情け」
で獲った首を丁重に扱うべきかとも信長は思いもしたが、実際の所、信長はそうはしなかった。獲られた義元の首を、戦を終えた、ずぶぬれの、桶狭間の野原で、唾をかけ、蹴り上げた。そうする事で、それまで、戦に恐怖を抱いていた自分と決別できるものと思ってそうしたのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-31 06:29:02
8213文字
会話率:30%