引っ込み思案で話下手、おまけに方向音痴な私(佳澄)は、社会人三年生。
学生時代のサークルの関係で、結婚式の二次会に行くことになる。エレベーターに乗ったところで、密かに想いを寄せていた飯岡君に会うが……。
全5話。香月よう子様主催『夏の夜の恋
物語企画』に参加させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 16:17:25
13876文字
会話率:30%
共栄高校ボクシング部の仲間五人。
楢崎、河辺、近藤、三浦は、二十年振りに藤賀の結婚式二次会に集合した。
そんな時に話をするのが、やはりボクシング部の日々であり、藤賀には忘れられない試合があった。
好きな片思いの彼女、皆川沙織にイ
ンターハイに出場できたら、告白しようと、日々努力し、練習に打ち込む。
同じボクシング部の仲間は藤賀を含め、個性豊かな六人だった。
共栄高校のエース、キャプテン川島と楢崎に憧れ、彼らの背中に追い付くよう懸命に練習した。
そして、迎えたインターハイ予選決勝。相手の強打に耐え、練習でやってきたパンチを繰り出した瞬間。
強敵太田が倒れる。
皆の歓喜も束の間、失格負けを宣告されてしまう。
この敗戦が人生にも影響し、深く考えさせられるようになる。
藤賀は大学に心学し、就職。そして、世間の荒波に揉まれながら暮らしていた、その十九年後。
アメリカで、皆川沙織と再会した。
だが、彼女はバツイチで、娘もいた。
それでも藤賀は、それら全てを受け入れ、結婚を決め、式を挙げる。
そして、二十年振りに会ったボクシング部の仲間も大きく変化していた。
キャプテンだった川島が肺癌で亡くなり、五人に減っていたし、年月と共に他の四人も、容姿は勿論、それぞれの人生も大きく変わっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-22 19:46:29
101569文字
会話率:25%
学生時代、良かれと思ってついた嘘が原因で「ドロボウ女」と呼ばれる羽目に。
卒業から4年後のエイプリルフール。なぜか呼ばれた「元」親友の結婚式二次会。
ねぇ、そろそろ本当の「ドロボウ」は誰か気付いても良いんじゃない?
エイプリルフールだか
らって、嘘が全部許される訳じゃないんだよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-06 06:00:00
19312文字
会話率:36%
城沢音香(シロサワ オトカ)、通称オッカは、ライブハウスバー「セブンスヘブン」の常連。 ふとしたきっかけでライブを手伝うことになり、そこで知り合った影待(カゲマチ)の指導の下、ギターを習うことになった。
次第に音楽にのめり込んでいく音香は、
友人の結婚式二次会で知り合った、人気バンド「クロノス」のベーシスト古瀬拓也(フルセ タクヤ)と付き合うようになった。 だが、拓也は自分の夢を叶える為に上京してしまう。
拓也らメンバーの願いを受けてクロノスに加入し、新たに音楽への道を進み始めた音香に突きつけられたのは、拓也が逮捕されたというニュースだった――
音楽と共に生きていく音香の恋愛模様が、時に激しく時にゆったりと流れていく。一番大切なものは、案外すぐ傍にあるのかも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-13 20:11:32
140796文字
会話率:42%
「三谷、キレイだね」結婚式二次会のトラットリア。主役達から少し離れたカウンターテーブルに一人佇む。三年前に彼氏にフラれてビービー泣いてた姿がウソだった様に。うん、今日の彼女は完璧に綺麗だ。
最終更新:2007-07-29 10:00:55
1853文字
会話率:41%