わたしの名前は、『大和里 忍』……中学校三年生の15歳……。まわりのみんなからは、終死って呼ばれているの……。今回みなさんにするお話は、喜多原さんと9歳の弟、誠を巻き込んで勉強会を開いたときよりも少し前のお話です……。
「ねぇちゃん!
冷蔵庫に麦茶ひと口だけ残して入れとかないでよ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 11:18:37
1251文字
会話率:69%
儂の名は『全身包帯之助』。10那由多なゆたとんで、5000歳だ。
「ねぇちゃん。夏休みの宿題、終った?」
「え? (……カレンダー確認中……)ぐわああぁぁっっ!! 夏休みがあと四日で終死だわあぁっっ!!」
「終ってないんだね……」
「
あ、ところでさ。最近流行りの『異世界転生もの』で、小説やゲームのキャラクターに転生するやつがあるじゃない?」
「そうだ、それについてなんだけど、ぼく、もの申したいことがあって」
「お? 言うねぇ、弟よ。でも、そのネタ、お話の最後の方なんだけど、大丈夫?」
「え!? そうなの!?」
※『カクヨム』では、連載版として、改稿、投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 20:17:29
5237文字
会話率:88%