人の不幸は蜜の味を地で行く、内面が悪質な主人公は神様の計らいにより輪廻転生の輪に乗せられず、なぜか子供の頃に読んだ児童書の世界で精神を改めなさいと送り込まれた。
悪意を持った思考又は言動を行おうとした瞬間、頭が締め付けられるように痛くなる。
そんな縛りを持ったまま落とされた世界は有名な児童書であるが、色々と大変な世界だ。
その世界で悪質とは善行とはを考え、正しく素直に生きようとする主人公の行動により、原作はどんどんおかしな方へと進んでいく。
主人公は良くも悪くも正しいことへの信頼が大きすぎたため、自分にはできないけれどヒーローならば、ヒロインならばこれぐらいできるよねというスタンスで進んでいく。
悪役がいなくなり、世界は平和になるとどうしてか物語のヒーローは異質なものとして浮き彫りになった。当たり前だ、事件が起きないのだからいまの彼らはただの迷惑なキャラクターになっている。
そのため物語は本筋、王道から外れ、立場が逆転しつつある残された現実は正しすぎる救済により歪み形状を変える。
「でもこれも神様の望んだ現実だから」
主人公が正しくすればするほど、なぜか物語のヒーローは地獄へと向かうことになる、神様は泣いてもいいようなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 18:00:00
298763文字
会話率:22%
立派な社会の歯車として摩耗し続ける俺は、サービス残業中の過労死という社会の闇を体現した悲惨な最期を迎えてしまう。薄れゆく意識の中、周囲に合わせて振り回されるように生きた自分の人生がなんとくだらないものだったかと悔いる。もし次があるのなら、今
度こそは自分の為に生きてみたい。次があるならね!!……あるんだね、しかもファンタジーな。……よし。異世界に転生できたので、素直に生きようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 20:49:15
7951文字
会話率:15%
皆さんは偏屈ですか?
この小説を読めば必ず言いたくなります。
素直に生きようよと。
席をどうしても譲りたくない、そばを喰う男の物語。
皆さんは素直に生きてください。
最終更新:2019-01-25 15:02:46
7291文字
会話率:47%
ちょっと最近よく見かける「200文字」のお話+α
最終更新:2011-07-23 11:12:38
1273文字
会話率:3%