ゲーム製作が生きがいのゲームプランナー直嶋峰晴は、当然の顔で休まず働き続けた結果、過労死してしまう。
すると神様にその腕を見込まれ、「世界を好きに造り替えて構わないから、人類滅亡が確定済みの異世界へと転生し人類を救って欲しい」と仕事を依
頼されるのだった。
そうして神の位階と権能の一部を与えられ、その異世界の創造神である女神ユーリシスと共に転生すると、チートは皆無、与えられた神の権能はユーリシスの許可がなければ使用不可、しかもユーリシスは非協力的、という仕様。
さらにゲームプランナーらしく「世界をゲーム化して救う」方針を打ち立て情報収集してみれば、魔物の脅威と失う国土、両手斧一択で剣や盾などクソ以下扱い、攻撃魔法はあっても回復魔法はない、などの問題が次々と判明。
そんな最中、村を魔物に襲われた一人の村娘、ティオルと運命的な出会いを果たす。
峰晴は、魔物へ立ち向かうティオルを助けるため、世界のシステムを改変し、ティオルを育成することで、人類を救う仕事を開始するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 22:00:00
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会話率:40%