「あぁあああぁあ!!?! 何で現実にはログインボーナスが無いんだよ!!」
「…………はぁ」
「人生にもログインボーナスがあってもいいんじゃないでしょうか!! 生きてるだけでログインボーナスが貰えるように、そろそろ地球運営にもアプデが入
ってもいいんじゃないでしょうか!?」
ふとしたことからそう叫んだゲーマーな主人公、斉藤壱果。すると、そんな叫びを聞いていた隣の席の清楚系ギャルな柊木梨花が、こんな提案を持ちかけてきた。
「あのさ、チカくん。もし、もしだけどさ。私がささやかなログインボーナスをあげたら、毎日ちゃんと登校してくれる?」
なんでも、本当は寂しがり屋で人見知りなのに、SNSでの『クールなカリスマギャル』というイメージから孤立し、唯一の話し相手である壱果に学校を休まれるわけにはいかないらしい。
そして、一緒にゲームをしたり、登校したりしながら日常を過ごす内に2人の距離は近づいていき────
「……今日、めっちゃ寒いよな」
「わかる。急に寒くなったよね〜」
「あー、今日手袋忘れてきたの本当悔しい……」
「ふふ。それなら今日のログインボーナスは、『駅に着くまで、凍えそうなチカくんの手をあっためてあげること』にしよう」
「……うわ。柊木の手、あったか。てか、そーゆーのもありなんだな。ログインボーナス…………」
「そうだよ? ソシャゲでもよくあるでしょ、30分だけクエストで貰える経験値が2倍になるログボとか」
毎日のログインボーナスが、徐々に加速していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 16:42:19
43844文字
会話率:49%
学校では目立たず真面目に過ごしている
月華 だけど本当は陰陽師でいつもしているマスク、メガネ三つ編みをとくと才色兼備の美女
そんなある日、いつものように依頼が終わって帰っていると
美形のヴァンパイアに会って……!
そんな糖度120%な和風
ラブコメです
平成28年12月 しばらく受験のため投稿をお休みさせていただきます。
終わり次第投稿を始めさせていただきますのでよろしくお願いします。
主人をイメージとして書かせていただきました。
私のツイッターにのせてあるのでよければ見てみてください。
白月華@b56b50eba7c04a5
この小説は野いちご文庫にも掲載させていただいてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 15:54:50
880文字
会話率:25%