剣と魔法のファンタジー。
魔法を行使するには精霊との契約が必要な世界。
この世界の精霊は決して味方にはならない。
常に優位な立場の者が生き残る残酷な世界。
小さな村出身のレオンは約束を果たす為に長い旅路を辿る。
キーワード:
最終更新:2024-07-02 23:05:06
9716文字
会話率:24%
23年9月1日開始。
この作品は“青年編”となります。物語は“少年編”の完結後のお話となりますのでご注意下さい。
“少年編”はこちら→ https://ncode.syosetu.com/n3432hl/
※こちらは【なろう版】となります。
この作品は【カクヨム版】としても投稿されております。
1話あたり1500~2000文字の短話続話方式で、長編となっております。
【あらすじ】
※少年編のネタバレを含みます。
あの日、世界は四千年の停滞から解放された。
俺、転生者ミオ・スクルーズの因縁に決着がつき、その時の戦いで世界に精霊という種族が解放された。
人類と契約をし絶大な力を与える精霊は、この異世界【レドゥーム・アギラーセ】に革新をもたらす。
その日から二年。
俺は十九歳となり、少年と自認する時代は過ぎ去っていた。
少年時代に得た出会い、力、場所。それ等を全力で守っていく為に、俺は世界と戦うことを決めた。
俺をこの異世界へ転生させてくれた女神。
その女神を生み出した主神……神の中の神である主神レネスグリエイトは、今もこの世界を見ているのだろうか。
停滞の元凶、放置された異世界で進化を止めた異世界は、ここから進化を早める。
解き放たれた精霊との契約、転生者がもたらした近代武器の知識、世界全土を巻き込む野望。
東大陸の中央に存在する村【アルテア】。
俺たちの拠点であり、今や世界一の大きさの規模を持つ“村”だ。
俺たちは大人になり、物語はそこから再スタートする。
大切な仲間たち、かけがえのない家族、そして生涯を共にすると決めた恋人。
少年時代はスローライフを目指したが、ことごとくを異世界に邪魔された。
ならばいっその事、この異世界を変えてしまえばいい。
これは、前世で30歳で死んだ俺が、真なる異世界を創り出す創世記。
神の王と呼ばれる、|澪《みお》から始まり、|神王《みお》に終わる物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 08:00:00
271339文字
会話率:35%
女性のみが精霊と契約でき、強大な力を有する世界。女尊男卑へと変化したその社会の中で、女性と見紛うような見た目の青年ラウルは、精霊と契約した若い女性のみが通うルベイエール精霊学院へと強制的に編入させられる。
精霊契約者の中でも高位精霊との契約
に成功した者を魔女と呼び、半永久的な寿命と若い容姿、最強クラスの力を手に入れられる。学院に通う女子生徒の多くは魔女を目指し、ワルプルギスと呼ばれる戦いの中に身を投じている。
ラウルもまた、師匠である『剣の魔女』の意向により、幼馴染や同世代の女性たちと共にワルプルギスに参加することとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 17:20:48
114904文字
会話率:46%
『光の精霊との契約者』であるアンジェリカが、自国エルボルタ国の王太子に、謂れなき罪を着せられ罪人として捕らわれた。
そんな絶対絶命なアンジェリカが、真の自分を出現させ、エルボルタの国を破滅へと導いていく・・・そして、目覚めしき新生アンジェリ
カは、精霊と共に歩んでいくファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 00:57:32
79982文字
会話率:29%
「精霊との結婚(契約)を幼馴染たちに邪魔されて、世界が救えない」
優秀な精霊術師の青年フランは、自国ノーナに訪れる滅亡の危機を察知し、古の儀式である精霊との契約──精霊婚を行おうと決意した。
だが、フランにはそれを許さない二人の幼馴染が
いた。令嬢マドレーヌと、その婚約者であるランドリーだ。
フランのことが好きすぎるあまり、婚約者同士にもかかわらず普段から喧嘩の絶えない犬猿の仲の二人。
彼らがフランの精霊婚を認めない理由。
──それは、精霊婚が現在の結婚の起源であることだった。
*完結まで毎日更新します
*カクヨムさまにも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 23:18:25
100207文字
会話率:39%
初投稿です。
2作品同時発表です。
カクヨム様にも掲載します。
~~~~
精霊を見ることができ、話もできると言う稀有な能力を持つゲオルクは、狩人の父から教わった弓矢の腕を生かして冒険者をしていた。
ソロクエストの帰りに西府の近くで土の特
大精霊と出会い、そのまま契約することになる。特大精霊との契約維持には膨大な魔力を必要とするが、ゲオルクの魔力量は桁外れに膨大だった。しかし魔力をまったく放出できないために、魔術師への道を諦めざるを得なかったのだ。
土の特大精霊と契約して、特大精霊に魔力を供給しつつ、特大精霊に魔法を代行してもらう、精霊魔術師となったゲオルクは、西府を後にして、王都、東府経由で、故郷の村へと帰った。
故郷の村の近くの大森林には、子供の頃からの友達の木の特大精霊がいる。故郷の大森林で、木の特大精霊とも契約したゲオルクは、それまで世話になった東府、王都、西府の冒険者ギルドの首席受付嬢3人、北府では元騎士団副長の女騎士、南府では宿屋の看板娘をそれぞれパーティにスカウトした。
パーティ仲間とともに、王国中を回って、いろいろな属性の特大精霊を探しつつ、契約を交わして行く。
火の特大精霊、冷気の特大精霊、水の特大精霊、風の特大精霊、金属の特大精霊と契約して、王国中の特大精霊と契約を交わしたゲオルクは、東の隣国の教国で光の特大精霊、西の隣国の帝国で闇の特大精霊とも契約を交わすための、さらなる旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 22:00:00
914783文字
会話率:46%
この世界の神は、獣の姿をしている──
誰からも愛されたことのなかった少女、詩織は、ある日階段から足を滑らせ、死を確信しながら意識を失う。しかし真っ白な空間で目を覚ますと、自称神が目の前に現れた。
「こちらの不手際の詫びに特典をつ
けて転生させてやろう」という神の言葉に、「愛」を知りたかった詩織は「愛されたい」と願う。
そうして少女が転生した先は、神と魔物が存在するファンタジー世界だった。
転生した少女はレネアと名づけられ、セレイス国という国の小さな町で育てられた。
この世界では魔蝕種と呼ばれる化け物が人々を襲っており、この国では数少ない聖力を持つ聖騎士と、さらに珍しい精霊との契約者「フーリオ」が聖術を駆使し、魔蝕種を倒していた。
そして何より、獣の姿をした神に祈り、供物を捧げることによって、人々は安寧を得ていた。
新しい名前。新しい体。知らない言語。知らない生き物。知らない常識。優しい家族に初めての友だち。
戸惑うことばかりだが、少女は少しずつ愛を知り、幸福を感じながら生きていく。
──はずだった。
これは絶望の中ひと筋の光に縋りながら生きていく、「全て」から愛される少女の愛の物語。
※多少の戦闘描写およびそれに付随する軽度のグロ描写あり、チート(最強)要素あり(あまり出てこない)
※この小説はPixivさまにも掲載しています
※小説の雰囲気とストーリー掴みたい方向けのめちゃくちゃ簡単なネタバレ含むあらすじ
↓
転生した空っぽな少女が、転生特典に絶望しながら神と契約して最強になり、たった1人転生特典の通じない子に出会って聖騎士の学舎に通いながら成長していく話。学校生活および騎士になるまで、なった後もずっと続きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 16:29:26
100239文字
会話率:43%
人と精霊が暮らす世界『ルエル』
人は己のマナに合わせた属性の精霊と契約をする。
ここに、ラーテルという孤児院出身の少年がいた。
周りは精霊との契約を済ませた者ばかりで、ラーテルはひとりぼっち。
クラスメイトたちからバカにされ、大人たちから
は出来損ないだと罵倒を受ける毎日。
精霊と契約したいラーテルは、今日も必死に食らいつくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 15:06:35
19069文字
会話率:35%
小国の第一王子ステイレックは精霊使いの資質を持つが、如何せん頼りない。国王と王妃は婚約者をあてがって、王子に自覚を持ってもらおうとする。特技だけで婚約者に選定されたケフィナは、精霊を熱く語るステイレックと徐々に心を通わせていく。そんな時に、
王国には危機が迫る。危機を回避するには、経験則のない精霊との契約が必要なのだが……。
本作は、武 頼庵(藤谷 K介)さま主催『第3回 初恋・恋愛企画』参加作品で、ひたすら甘い内容です(当社比)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 21:48:47
4999文字
会話率:34%
「な、なすて・・・なすて夫婦に成れんのだべか?」
何時しか見上げる程になった若者の目に問いかけた。
しかし揺れる瞳が少女を見つめる事は無かった。
「許すてけろ、親父様の仕置きじゃ。」
カモミ族の娘シオンは婚約の解消を告げられる。
国から
の通達により貴族や族長の家系に嫁ぐ者には
上級精霊との契約者が推奨されたのだ。
シオンの契約精霊は下級精霊だった。
そして更なる仕打ちがシオンに降り注ぐ。
部屋に籠り泣き続ける娘に母は言った。
「聖女様に、エルサーシア様にお願ぇするべさ。」
一縷の望みを胸に抱き、
シオンはオバルト王国へと旅立つ。
************
このお話は「エルサーシアの遺言」
の続編です。
そうちらも、どうぞ宜しくお願い致します。
YOUTUBEにて主要キャラのテーマ曲を公開しています。
https://www.youtube.com/channel/UCeFlX6W8ZHQ3WfKAb3Lzdmg/videos
カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 08:18:02
128115文字
会話率:35%
『ゼロの紋章』
世界に生きる人間は精霊と契約し、その生活に魔法を溶け込ませていた。
しかし、中には精霊と契約することができず、精霊との契約を表す紋章に「0」と浮かぶ者がいる。
この物語の主人公であるレイズもまた、「ゼロの紋章」を持つ者で
あった。
家族もおらず、魔法も使えず、記憶もない。
剣と魔法の世界、ビーストと呼ばれる化け物が蠢く世界
人の命が軽い過酷な世界で、人から疎まれながらもレイズは生き抜いていく他なかった。
雑草を喰らい、泥水を啜り、1人と1匹で生きていく孤独な生活
そんな彼の生活が一変したのは"出会い"だった。
大切な人を奪おうとするビーストと対峙するレイズ
彼の中の精霊がいないアニマへ、突如として降りてきたのは異世界から転生してきたツカサだった。
2人が出会う時、レイズの右手の紋章「0」が卵のように割れ「Ω」となり、世界最強のオメガビーストが世界に産声を轟かせた。
…失った記憶
出会った少女の目的
蠢く白い影
ツカサが転生した意味
やがて、世界はレイズに残酷な選択を迫ることとなる。
彼が選んだ答えの先で待つものとは…
※無双要素は割と後からになります。
※ハーレム要素あります。
※一部、残酷な表現があります。
※1話3,500〜4,000文字の目安です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 22:00:00
867293文字
会話率:56%
世界には二種類の魔女がいる。
高潔を重んじ身を正し清廉潔白な身で精霊との契約により魔法を行使する【高潔の魔女】と快楽を貪り男の性を燃料に破壊を行使する【堕落の魔女】
これは辺境に住まう高潔の魔女と堕落の魔女姉妹のお話である。
最終更新:2022-06-16 16:14:43
5328文字
会話率:40%
とある真っ黒な会社に入社してしまった無気力主人公は、赤信号をかっ飛ばしてきた車に跳ねられて死亡してしまった。
次に目覚めた時、そこは何もない真っ白な空間が広がっており、ポツリと佇む主人公の前には、少女の形をした神様(笑)が居た。
「お
前にはこれから異世界へ行ってもらう!」
「はぁ……? めんど……」
神様によってチート能力を与えられ、エルフとして剣と魔法の異世界に転生したリーフィアの願いはただ一つ。
「自堕落を極めます」
ブラックで疲れ切った精神を癒すため、始まりの森で堕落した生活を送るようになったリーフィア。
しかし、彼女が何をしなくても周りは勝手に動き出す。
精霊との契約に続き、同種族から喧嘩を売られ、更には魔王がやって来て────
「私の堕落生活は何処に……?」
『睡眠』。ただそれだけを求めるリーフィアは、魔王軍の仕事、役割、転生者、物語の主人公? 何それ美味しいの? と言わんばかりに、ただ惰眠を貪るようになっていた。
どこまでも我を貫く主人公と、それに振り回される魔王達の異世界ファンタジーコメディー開幕?
「異世界さいこぉ……ぐぅ……」
※これでも主人公です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 18:00:00
584921文字
会話率:43%
「火とか水とか司っている属性はありますか?」
「巨乳、年上、ビッチ」
「萌え属性の話じゃなくてですね」
没落したお家の再興を志し、外国の魔法学園に入学した少年ミユキ。
しかし、最も重要と言える精霊との契約で、大淫魔のリリスを召喚してし
まう。
「でも、SSR級ってほどじゃないにしたって、私だってS○Xくらいはあるわよ」
「そのレア度は人によってだいぶ変わるような……」
だが、リリスの言葉通り、彼女と契約したミユキは予想外に大きな力を手にすることになり、徐々に成績を伸ばしていく。
その一方で、貞操を狙ってくるリリス、嫌味なクラスメイト、夜這いをしてくるリリス、差別的な教師、押し倒そうとしてくるリリスなど、さまざまな問題がミユキに降りかかる。
はたして、ミユキは大切な家族と己の貞操を守りきれるのか――
※この作品は『カクヨム』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 10:31:26
202907文字
会話率:47%
「熱血……応援……?」
聞いたこともない加護の名前に戸惑う私。
「ふむ……わしも長いこと神官を務めているが、初めて耳にする加護じゃな。ステータスには戦闘F、補助F、生活Fと記載してあるが……一体何の役に立つ精霊なのか、わしにもサッパリ
分からん……」
「そ、そんなあ……」
周りで既に精霊との契約を終えた子供達は、私と精霊を思いっきり馬鹿にしてクスクスと嗤っている。そして当の精霊本人はというと……
「諦めんなよイザベラ!!! 『熱血応援の精霊』ことマトゥーカが、これからずっと傍についているからな!!! くよくよするな!!! 君は絶対やればできるんだから!!!」
必死に私を鼓舞激励している……何よそれ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 20:05:38
6352文字
会話率:67%
サウナ愛好家である中山健斗(ケント)は、ある日、異世界に転移した。
ここは精霊との契約者だけが魔法を使える世界。精霊に認められるためには、厳しい修行を乗り越える必要があると言い伝えられる。人々は魔法使いを目指し、修行の聖地「ヴァーラ渓谷」で
様々な苦行を発展させてきた。
一方、ケントは修行に全く興味がない。しかし、ヴァーラ渓谷の大自然は「サウナ」にぴったりの環境だった。修行もせずに、こっそり作ったサウナを楽しんでいると、何故か「精霊王」たちが現れる。
精霊王はサウナ好き? 修行していないのに精霊王と契約? 精霊王級魔法使いになったケントが、理想のサウナを求めながら、気づけば世界を救っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 12:27:49
191922文字
会話率:29%
千年前より起こるイルカーシュ女王国。
精霊との契約により栄えたその王国は、滅びを迎えようとしていた。
王子の反乱。契約精霊の寿命。他国からの進軍。
女王が崩御し、混乱する国内で、死にかけた王女サージャは自分の恋心を、やっと自覚した。
しか
し、争いの中、知らされた情報は、サージャを混乱に陥れる。
一方それを打ち明けられた護衛騎士ギルスは、決意を固めた。
俺が貴女を幸せにする。
だが、時は待ってくれない。
サージャはイルカーシュ女王国が復活するその日まで戦い続けることを誓う。
更に、サージャには人知れぬ役目があった。
全てが明かされ、二人が辿り着く先は―――
これはサージャとギルスの、ゴールインまでの恋物語である。
※終わりから始まる恋物語、再掲載になります。
以前の作品は作品一覧にございます。大きなルートを変える予定はありませんが、全文書き直します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 02:05:03
261280文字
会話率:40%
主人公、黒乃 芭蕉(クロノ バショウ)は死後、勇者として異世界に転生し邪神を倒した。
しかし世界の再生には膨大な時間とマナが必要で、それまで培ってきた力や交わしてきた精霊との契約の全てを解き放つ必要があった。
新しい世界の為に1000年の眠
りについたはずの勇者は何故か500年で起きてしまい...
生まれたての世界と記憶しか残らなかったチンピラな元勇者の2度目の異世界冒険、開始!
※本作品はカクヨムにも同時掲載しております。小説家になろうには挿絵がたまに入ります。全編オリジナル折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 19:57:57
60108文字
会話率:41%
Cランク冒険者として日銭を稼いでいた一般魔道士のレインはある日突然パーティーを追放されてしまう。その理由は「その目が気に入らない」「仲間に下衆な視線を向けている」という言い掛かりに近いもの。特別な技能を持たない中堅冒険者にとって何よりも重要
視されるのはパーティーメンバーとの相性。パーティーを追放され、セクハラ野郎の烙印を押されたレインはついに別のパーティーに加入する事はできなかった。「それならばいっそ衛兵になろう」そう誓ったレインが向かう先は王都東の都市フォレスティエ。衛兵としてある事件を調査してる中で、精霊を発見した。【精霊視】に導かれ他の誰にも見えていない、レインにしか見えないその精霊を追って辿り着いた先は精霊の住む領域だった。「フォレスティエに危機が迫っている」街で見かけた精霊レフィーアから危険を知らされたレインは半ば強制的に精霊との契約を結ばされ、フォレスティエに迫る危機を阻止するべく動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 17:13:06
12321文字
会話率:38%
冒険早々パーティーで『使えない』と判断されてしまった召喚士のラウルは、親友と信じていた勇者にあっさりクビを宣告されてしまう。失意のもと、一発逆転のチャンスにかけて神級精霊との契約を試みるが、案の定大失敗をしてしまうのだった。
しかも同時
にラウルの持つ外れスキルにより召喚獣リストが壊れてしまう。
見ればリストには見たことも聞いたことも無い名前ばかりが並んでいた。空母って何? お母さんが空飛ぶの? 魚雷って、カミナリ魚のことですか? 核ミサイルって美味しいの? 攻撃力630万ってどういうことですか!?
良く分らないまま3日目にして核ミサイルが魔王城目指して飛んで行く。そして世界は平和になりました。
魔物が居なくなり冒険者の需要が激減した世界で、ラウルは森で助けたエルフの少女と二人、壊れた召喚獣リストを使って、国を作り始めるのだった。
鉄道って何? 鉄で道でも作るんですか? 空港って、空飛ぶ港ですか? ダムって何でしょう?
かくしてラウルの国は世界で最も豊かで強大な国となっていく。
一方、世界が突然平和になった事により、何の実績も無いまま突如職を失った勇者パーティーは、脳筋集団だったために真面な職に就けず、路頭に迷うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 01:30:46
48646文字
会話率:44%