40歳の、のりととわたしの物語。
のりとはアルコール依存症。
わたしは精神科医師。
ふたりの日常の物語
最終更新:2020-01-29 22:02:51
207文字
会話率:0%
精神療法専門の医師、カウンセラーの恭介は全く流行らない「カウンセリングルームK」の室長として、今日ももうけの少ない下請けの仕事に精を出している。
唯一のスタッフである事務員のアリサは、有能であるはずの恭介がその境遇に甘んじているのに納得でき
ない。
今日も今日とて、涙をためた女性が別の病院からさじを投げられてここ「カウンセリングルームK」へ訪れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-06 21:26:16
22474文字
会話率:34%