死のない怪物が森で見つけたのは、死縁あつまる奇妙な少女。自分に無い「死」を一身に集める縁起の悪さを興味深く観察するうち、怪物は少女を死なせたくないと考えはじめる。
■血を得るため不特定多数の餌をたらしこみ、女性から本気になられると躊躇わず
捨てる遊び人(吸血鬼)が初恋童貞こじらせながらヒロインの内面に向き合おうとする話です。威厳ある人外はいません。思慕を自覚しだすのは成年編~、自覚してからは手遅れです(幼少編は不快な描写が含まれますのでご注意ください)。恋愛への関心が薄いヒロインです。報われたとしても甘さはひかえめ。
■名前
マキ(吸血鬼)寡黙・無愛想・淡白。顔以外はろくでもない
相良(人間)寡黙・無愛想・淡白。突拍子もないことを真顔で行動に移す
■趣向
遊び人×鈍感 吸血鬼×人間 初恋童貞 無自覚 すれちがい 勘違い 精神外傷 微ファンタジー 転生要素有
(年齢制限表現に引っかかりミッドナイトノベルズで移行更新した履歴があります→ https://novel18.syosetu.com/n6561gs/ こちら内容ほぼ同じため検索除外設定済み)
■本作品は単体で独立しています。転生後時間軸(現代)、二人の周囲がメインストーリーである「あわい」という作品の過去編位置づけではありますが読解にあたりまして現代編の知識は一切不要です。当過去編が現代編の裏側を含んでしまう側面はご了承ください。
■個人サイトにも同文章を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:07:28
157363文字
会話率:37%