仕事に追われる日々の中、辺境伯デューク・ウェスターはとうとつに自分の前世を思い出した。
「ブラック企業で社畜になり、オーバーワークで過労気味……前世も今世もほとんど状況は同じじゃねぇか!しかも彼女がいないのも同じとか、この世界に神はいないの
か!いや神も精霊もいるけどね!」
落ち込むデュークだったが、前世で読んでいたネット小説と同じ世界にいることが分かり、これから起きることを予知できるようになっていた。
「俺、主人公の後見人になったら、今世こそ彼女をつくるんだ……」
生まれ変わっても社畜根性の抜けないデュークは激務から抜け出し、かわいい彼女をつくることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 17:11:50
72298文字
会話率:51%