※以前投稿したものを改訂し、間が空きすぎたために再度投稿しました。 よろしくお願いします!
家を追放されて家出した男子高生が名家のお嬢様に見出されて、実家から買い取られて婿入りすることになりました!
え、お嬢様と?
いいえ、その名家に伝
わる筆と結婚です!
……もう一度言います。
筆と結婚です!
家出した男子校生、二出史人(にいでふみと)。
ひょんなことから異世界の物語を書き継ぐ一族の家に居候するが、そこで何とその物語を書く筆と結婚させられることに!
「ふ……筆と結婚んん!?」
勿論最初は、拒絶反応を示す彼だったが。
我らは円環を描く
世界の黄昏 空を血のごとく赤く染める
顔をも赤く染める 怒りの色だ
染まった空に鳥一羽
やがて空の夕日は地平線に沈み
空には蝙蝠一匹
されど怒り収まらず
腕を振るい
武器を取ったら攻撃魔法発動!
「こ、これが物語に出て来る魔法陣の絵描き歌か……でも! 絵描き歌って元の絵知らない読者には伝わらないし……ああ、どう表現したらいいんだ!」
気がつけば彼は、物語の生みの苦しみを楽しんだ末に。
我らは円環を描く
()
世界の黄昏 空を血のごとく赤く染める
顔をも赤く染める 怒りの色だ
(#)
染まった空に鳥一羽
( #`)
やがて空の夕日は地平線に沈み
( #`Д)
空には蝙蝠一匹
( #`Д´)
されど怒り収まらず
腕を振るい
( #`Д´) _
武器を取ったら攻撃魔法発動!
( #`Д´) _P
「そうだ……顔文字だ! 顔文字なら読者に伝わる!」
物語を書くこと自体に楽しみを見出し。
居候先からはなけなしの金だけを受け取って、ひたすら筆との結婚生活――ひいては、異世界物語の執筆生活を楽しむのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 15:22:20
46520文字
会話率:46%
家を追放されて家出した男子高生が名家のお嬢様に見出されて、実家から買い取られて婿入りすることになりました!
え、お嬢様と?
いいえ、その名家に伝わる筆と結婚です!
……もう一度言います。
筆と結婚です!
家出した男子校生、二出史人(
にいでふみと)。
ひょんなことから異世界の物語を書き継ぐ一族の家に居候するが、そこで何とその物語を書く筆と結婚させられることに!
「ふ……筆と結婚んん!?」
勿論最初は、拒絶反応を示す彼だったが。
我らは円環を描く
世界の黄昏 空を血のごとく赤く染める
顔をも赤く染める 怒りの色だ
染まった空に鳥一羽
やがて空の夕日は地平線に沈み
空には蝙蝠一匹
されど怒り収まらず
腕を振るい
武器を取ったら攻撃魔法発動!
「こ、これが物語に出て来る魔法陣の絵描き歌か……でも! 絵描き歌って元の絵知らない読者には伝わらないし……ああ、どう表現したらいいんだ!」
気がつけば彼は、物語の生みの苦しみを楽しんだ末に。
我らは円環を描く
()
世界の黄昏 空を血のごとく赤く染める
顔をも赤く染める 怒りの色だ
(#)
染まった空に鳥一羽
( #`)
やがて空の夕日は地平線に沈み
( #`Д)
空には蝙蝠一匹
( #`Д´)
されど怒り収まらず
腕を振るい
( #`Д´) _
武器を取ったら攻撃魔法発動!
( #`Д´) _P
「そうだ……顔文字だ! 顔文字なら読者に伝わる!」
物語を書くこと自体に楽しみを見出し。
居候先からはなけなしの金だけを受け取って、ひたすら筆との結婚生活――ひいては、異世界物語の執筆生活を楽しむのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 17:20:06
10695文字
会話率:45%