俺がこの高校に入部して、早や二ヶ月。
そろそろみんながどれくらい親しくなったか確かめるためと言って、担任の先生が、『一人三問、自分に関するクイズをみんなで出し合う』というレクレーションを開いたのだが、俺のように未だに友達が一人もいないボ
ッチ男には、ハッキリ言って拷問以外の何物でもない。
そんな中、クラス中の視線を一身に受けているのは、『氷の女王』の異名を持つ雪村さん。
雪村さんは男女問わず魅了する絶世の美貌を持っているにもかかわらず、普段は誰かと会話することは滅多になく、いつも教室で一人本を読んでいる、孤高の存在。
それだけに、雪村さんがどんな答えを書くのかが一番の注目ポイントだったのだが、雪村さんはここまで出された問題全てに対して、『わかりません』としか答えていなかった――。
「よし、では、次は福永の番だな」
「あ、は、はい」
そして遂に、俺が問題を出す番がきてしまった。
だが、大丈夫。
俺は無難な問題を用意してきたからな。
その問題とは――。
「で、では、第一問です。俺の身長は、何センチでしょうか?」
これである。
これなら大体見た目で、誰でも何となくはわかるからな。
因みに答えは173.4センチ。
まあ、雪村さんの答えは、どうせ今回も『わかりません』なんだろうが……。
――が、何と雪村さんが出した答えは、『173.4センチ』で……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 21:07:39
3643文字
会話率:25%
タイトルをイメージさせる真面目な書き出しから一変。今の日本の社会風刺や、国会審議などをAIと電脳システムで行ったことをパロディー風にアレンジしました。
そして、誰もが感じる生きづらさを、どうにかしたいとAIに託すが、結末は、またパロディ
ーに。
今を生きるための、しっかりとした捉え方を如何に伝えられるか、読者がこの切り口にどの様に反応すかを期待しております。
そして、次回の「お金」については、現金、電子マネー、仮想通貨、ブロックチェーン技術や、偽札を見分ける技術の言える範囲のお話と、最後に私たちの「お金」に対する考え方は、この先どうなるかなど、またもやパロディーチックに取り上げたいと思っております。
ご期待に添えますよう、頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 02:18:13
3977文字
会話率:7%
意識を取り戻すと、全身を固定されており、身動きは取れず。
轡を嵌められ声も出せない。
そして、記憶も……
司会者がクイズを出題し、間違えれば即死亡。
「お茶の間の皆様お待ちかね。それでは、第一問!!」
最終更新:2017-08-28 22:54:18
2328文字
会話率:25%
2016年度島立エロマンガ大学人文学部前期日程の国語試験問題から抜粋。大問は他に5つ。内4つ中2つを選択し解答。試験時間は90分。よって解答時間は20分を目標に頑張って下さい。
答えは赤本買って下さい。受験に役立てば幸いです。
最終更新:2017-01-24 01:15:52
1741文字
会話率:0%
成績優秀、スタイルそこそこ、無表情で抑揚なしの間無玲子の素朴な疑問
キーワード:
最終更新:2015-07-02 22:10:43
5692文字
会話率:54%
酔っぱらい達の祝宴が始まる。もうどうしようもない。
カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2008-09-15 00:55:18
548文字
会話率:34%