フローラ・オルコットは末期の人見知り。実家の花屋でどうにか裏方の仕事をしながら生活していましたが、姉の裏切り(嫁入り)によりお客さんの相手をしなくてはならなくなりました。どちらかといえば花屋というより筋肉な父にしごかれつつ慣れない接客をがん
ばる日々。そんな中、フローラはとある人が気になりはじめてーー
斜め前向きにネガティヴな花屋の娘の恋にまつわるあれやそれ。
困ったら頼りになる司書のあの人に相談します。
※当作品はバレンタインに漆黒の思い出がある方にとって : 残酷な描写あり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-12 22:00:51
26769文字
会話率:27%
王立クレイヴィール学院図書館の新人司書さんは、顔が鋼鉄でできているのかというくらい表情が変わらない。加えて凶器のように鋭い眼差しは年下の子供たちに軽く注意しただけで半泣きで逃げられるばかりか、実の母親からも恐れられる始末。けれども愛する本や
図書館のために日々仕事をがんばっていると、思いもよらない人たちから絡まれるようになり――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-24 22:22:49
11253文字
会話率:36%