幼馴染で距離の近いこの男・メルク様は……ここ、辺境伯領を治める辺境伯様だ。
いつまでも近い距離にドキドキしながらも、身分差ゆえ想いが叶うことはないだろうと諦めていたアイリーンの元に、客人を迎えるので不在の女主人の代わりに采配を振るって欲
しいと、メルクに頼まれる。
そして迎えた客人は、明らかにメルクの妻の座狙いで?!
※『異世界で恋愛!ジェネレーター』様より、タイトルのお題をいただきました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 18:00:00
5072文字
会話率:20%
森の奥深くに住んでいた一人の少女が、いつものように街へ行ったところ、見慣れないポスターが貼られているのを見かける。獣人でありながら番が見つからない公爵のため“癒し”を募集しているという。植物でも動物でもはたまた占いでも良しとするそれを見て
、少女は応募することにした。自分を。
そう、全ては『誰かに養われたい』という夢を叶えるために―――。
◈噛み合ってるようで噛み合ってないちょっとしたすれ違いの話を書いてみました。
◈書き終わってから投稿しています。毎日16:30に投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 16:00:00
5416文字
会話率:59%
三年前の夜のこと、ウィリスサイド地区警邏隊隊長ブラッド・デッカーは、一人の少女に助けを求められた。
彼に救われた少女ケイティは、恩を返すと言い張り警邏隊詰所に押しかける。
甲斐甲斐しくブラッドの世話を焼き、慕う気持ちを隠そうともしない彼女に
、彼は複雑な心境を禁じ得ない。何しろ、ケイティはブラッドの娘といってもいいような年頃なのだから。
一途に慕ってきてくれる彼女のことは、愛おしく思う。彼女には、幸せになって欲しい、が。果たしてそれをもたらすのは誰の手であるべきなのか。互いに互いを想いつつ、想うあまりにいつしかすれ違う。
可愛さ余ってもうどうしていいのか判らない、仔猫を持て余し葛藤する獅子隊長の元に、ある日、不穏な報せが……
※他サイトとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 21:47:23
130888文字
会話率:34%