一言
「空想と現実の区別を付けないと、って僕にはどっちも現実なんですけど」
【あらすじ】
世界で最強のシーカーになるって、まだそんなこと言ってるの?──世界にダンジョンが現れ、個性がスキルに変わった。そんな世界で『ゴミスキル』と呼ばれ
る『陰キャ』と『ぼっち』。その二つを持っている主人公の水無瀬界(みなせせかい)は、子どもの頃からの夢である「最強の仲間と最強のシーカーになる」を叶えるために独りでダンジョンに潜る。
「アイツ独り言激しすぎだろw」
「大人になったんだから、そろそろ現実みないとね」
だが、周りからの評価は低く『独り言男』と揶揄される始末。しかし、独り言だと思われたそれは空想友達(イマジナリーフレンド)と話しているだけであった。そんな彼がダンジョンの最下層にあった宝箱から見つけたスキルは『空想家』というユニークスキル。そこから始まる『空想無双』は、彼の空想する世界が現実になるまで終わることはない。
【ざっくり解説】
陰キャぼっちの少年が頑張って手に入れた『空想家』というスキルで、無双をする物語です。
イマジナリーフレンド達とリアルフレンド達と一緒に強くなっていく水無瀬君の姿を楽しみにしてください。
この物語は『ゲームみたいな世界が好き』『ダンジョン配信系が好き』『なんでこんなとこの設定凝ってんの?』って人には刺さる作品だと思ってます。
【作者からのコメント】
◯子どもの時には散々「夢」を聞いてくる癖に、青年になったらその「夢」を踏み付けてくる大人は残酷だなぁ。
◯ダンジョン配信系小説を見て「へぇ〜、面白いなあ、書いてみよう」って思った。
この二つが書くきっかけになりました。いざ書き上げてみるとダンジョン配信要素が少なかったです。ごめんなさい。
幼い頃の夢を捨てずに頑張る主人公を世界システム側が「脳内お花畑」とか「空想家」って野次るのがひどく楽しかったです。
万人受けをするかは分かりませんが、読んでいただけると幸いです。
※私にとっての無双なので他の人が思う無双とは異なるかもしれません。
※オレTUEEEEEではないです。訓練厨が書く無双です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 22:00:00
204383文字
会話率:44%
ある日、世界の人口は約3分の2にまで減少した。その原因は、突如現れた異形の悪魔のせいであった。70億人といた人口は二年で約40億人にまで減少した。その化物のことを人々は不悪魔(ファグマ)と呼んだ。そんな中、やっとの思いで人類は不悪魔に対抗す
る武器ができた。それは神紋と呼ばれる痣ができた子供たちの存在だった。不悪魔(ファグマ)が出現して10年が経った今。世界は安定を取り戻してきていた。そして、そんな中に一人。不悪魔に対して復讐を宿す少年がいた。そんな彼は神紋保持者の子供たちが行く学院、守護者育成機関ガーディアンへと転校するのだった。しかし、そこでは総司令官であるレミア・ラジェルローナと退学命令を出された少女を庇い対立してしまい戦うことに。そして、そんな彼女達に最大の凶敵が迫ってきていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-04 18:00:00
31010文字
会話率:65%