ある日、世界の人口は約3分の2にまで減少した。その原因は、突如現れた異形の悪魔のせいであった。70億人といた人口は二年で約40億人にまで減少した。その化物のことを人々は不悪魔(ファグマ)と呼んだ。そんな中、やっとの思いで人類は不悪魔に対抗す
る武器ができた。それは神紋と呼ばれる痣ができた子供たちの存在だった。不悪魔(ファグマ)が出現して10年が経った今。世界は安定を取り戻してきていた。そして、そんな中に一人。不悪魔に対して復讐を宿す少年がいた。そんな彼は神紋保持者の子供たちが行く学院、守護者育成機関ガーディアンへと転校するのだった。しかし、そこでは総司令官であるレミア・ラジェルローナと退学命令を出された少女を庇い対立してしまい戦うことに。そして、そんな彼女達に最大の凶敵が迫ってきていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-04 18:00:00
31010文字
会話率:65%