生き地獄を与えたい程憎い相手、
殺して地獄に連れて行きたい程憎い相手、
それぞれについて、それぞれの地獄へ強制連行することを生業にしている『仕立て屋』小林綺壱朧(こばやし きいちろう)。
証拠がなければ作ればいい、
動機がなければ騙ればい
い、
無罪の悪人には、偽りの罪を。
全ては、世界の幸せの総量が増えるように。
今回も彼女は仕事をする。
罪なき善人が、前に進めるように。
自分の手を汚す。
※この作品はアルファポリスにて『小林綺壱朧の完全犯罪』として加筆・修正版が時間差で掲載されます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 07:12:53
8520文字
会話率:17%