千年前の英雄として名前を残す英雄が、現代でも生きている──。昔から伝えられる彼女の歴史には虚偽があった。
それを知るのは、王室とその一部の関係者、そしてローヴァイン家とベイツ家のみ。
ユリア・ジークリンデは、現代に生きる普通のひとりの人間
として再び歩もうとしていた。
彼女には、未だ消えぬ心の闇、迷い、望みがある。それでも、世話になった人々のために、世の中にはびこる事件を解決するために動く。
そのすべてを断ち切ろうとする者が、闇に蠢いているなどとは知らずに──。
愛のカタチは、ひとつじゃない──物語の幕は、再び上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 10:14:16
320496文字
会話率:50%
【異世界転生しないファンタジーです】
墓堀 祝(はかほり いわい)は縁起の悪そうな苗字にめでたい名という以外、特に変わったところのない7歳の女の子。けれど、祝本人は平凡でも、縁起の悪そうな苗字の墓堀家は有史以前から続き、日本のなかの地図に載
っていない場所で暮らしている変わった一族だった。
一般社会で墓堀家と関係なく7歳まで育った祝が、墓堀家本家のある地図にない町に行くことで巻き起こる成長物語。
地図にない町の住人は人間はもちろん、神様や精霊、妖怪など、和洋折衷なんでもあり。
そんなちょっと変わった町でのファンタジーコメディ。
R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 14:31:18
216299文字
会話率:33%