ある日事故を起こし死んだ工藤駆(カケル)は、女神から転生させて貰えることに。
勇者にでも転生できるという女神に対してカケルが選んだのは——御者(ぎょしゃ)。
転生先の世界には魔物がたくさんいるから、戦闘力も必要だろう、と女神に貰った肉体が
、馬車が、鞭が全てチートだった。
馬車は走るほどに車内の空間が拡張されていく特別製で、ドラゴンが100体乗っても大丈夫なほどの堅牢性を持っていた。
鞭は自分の意思で伸縮自在に操作可能で、ひとたび叩けば強力な魔物を使役することができるという魔法の鞭だった。
カケルは自分の大事な乗客が怪我をしないように、と強力な魔物や幻獣を護衛につけ、過剰すぎる防衛体制で今日も馬車を走らせていく。
そしていつの間にか空間が拡張されていく馬車の中に作った家は、どんどんと拡張されていき——。
「これってもはや城じゃないか?」
快適な馬車を走らせながら世界を巡ることで、カケルは様々な人や魔物と(色んな意味で)繋がっていく。
★★なるべく毎日一話以上更新します★★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 10:33:39
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会話率:43%