辺境伯令嬢のルシャンテは幼い頃から男勝りだった。何よりも淑女の鑑と言える美しい公女グレイシアに出会ってから、淑女としてではなく騎士として仕えたいという思いを新たにしていた。
それ故、グレイシアの婚約者のレクサス王子が無能である事が許せずに打
ち負かしてしまう。だが、そのまま婚姻するのかと思っていたグレイシアは辺境での不穏な事件を調べる為に、ルシャンテを伴って帝国へと向かう。
騎士として主家の令嬢に仕える令嬢の物語。
※「だから最後に噓をつく」グレイシアシリーズのルシャンテ目線です。
※煌びやかな生活が見れるのかと思ったら重い!と言われましたが、陰謀やら何やらのお話で恋愛的カロリーゼロなので、ファンタジージャンルです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 19:00:00
8049文字
会話率:30%