※この話は『私たちは頽廃している』の派生作品になります。
※先に『私たちは頽廃している』をお読みいただけると幸甚です。
※単体ではわかりづらい箇所がありますことをご留意ください。
これはある男の話だ。
彼の人生は荒唐無稽で、血なまぐさく、
そして、こけおどしめいていた。
彼がその人生で自分の行動を後悔したのはただの一度。
確かに、彼の命運はそのことにより決定づけられたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 14:26:35
6992文字
会話率:14%
産業革命を経て資本主義が台頭してきた近代中央ヨーロッパ。
ひっそりと息づいてきた”神に祝福されなかった者達”は、電気が発明され、夜の闇が世界の片隅に押しやられる中、棲む世界を奪われることを怯えるように、近年活動が活発化してきている。彼らと対
峙するのは、奇跡をまとう少女たち。
彼女たちが生活する全寮制の女学院。そこに転入してきたのは東洋人の少女。
神秘的な雰囲気をまとう彼女はとても変わっていて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 23:32:07
85277文字
会話率:41%