ゼウスは昔、愛したガニュメーデスに生き写しの少年ナオトロスに近づくため、青年ヒューマニオンに憑依する。神聖隊と若き日のアレクサンドロスとの決戦の日が間近に迫っていた。その結果を受けてゼウスは遠く極東の島国を目指す。
この作品は、独立した短
編ですが、ノクターンノベルズに連載している「直人と悠馬」のプロローグでもあります。18歳以上の方で、興味がお有りの方は、そちらの方も、お読み頂ければ嬉しく存じます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-01 23:09:09
18527文字
会話率:34%
舞台は紀元前5世紀、古代ギリシャ。
ペロポネソス戦争の時代、都市国家スパルタにおいて精鋭部隊《獅子隊》が創設された。
《半神》と謳われる隊長レオニダスは、戦友たちと共に数々の戦いに身を投じる。
やがて迫り来るアテナイとの対決のとき。
決戦の場所は、スファクテリア島――
トゥキュディデスの『歴史』に着想を得て、古代スパルタの男たち、女たちの生き様を描きます。
※史実とされていることと、フィクションとが入りまじっています。
※「男性同士の愛情関係」の表現がありますので、苦手な方はご注意ください。
※主人公の名は「レオニダス」ですが、テルモピュライの戦いのレオニダス王とは別人です!
※ご存じの方は違和感をお持ちになるかもしれませんので、一応おことわり。私はテーバイの神聖隊(ヒエロス・ロコス)について知っていますが、物語ゆえの設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-08 21:18:58
247602文字
会話率:26%