13歳で成人を迎えたミルカは家業以外の仕事がしたくてたまらない。本当は二番目の兄のように冒険者になって色んな場所へいってみたい。けれど全く知らない場所行くのも働くのも困難だという自覚がある。
住み慣れた街なら大丈夫。小さいころから知ってる人
ならちゃんと名前も顔も覚えてる。初めましてでも毎日あって会話を交わす人なら名前と顔を一致して覚えるのにそう日にちはかからない。
そんな困った才能をもったミルカのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-13 07:27:04
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会話率:26%