ある日の夜。月という名前の女性の見た不可思議な睡夢(ゆめ)から始まる。でも、それは本当の始まりだったのだろうか…。
そんな月という女性のその視点から物語は進行して行く。
それは現在から過去へと…過去から現在にと物語は移り変わってゆく
。
…様々な事。
…女は男は。
…そこにあるはずの愛情とは…。
…そこにある思いとは。
…何かにいう思惑にも似た感覚的な事。
何かそれは歪(いびつ)にでもそれぞれが愛情のかたちを持っている。
その思いもいつか交差しては、それに交錯していく人たち…そして物語は衝撃的な展開に…なって行く。
一人の女性…月が見た夏の睡夢…。
…それはもしかすると人としての永遠的な事。
それにある事はいつからだった…? 。
今も見ている現実は本当の現実なのか…
そこに辿りついた先にある事は…。
どこか思いも渇いた愛情を求め彷徨う。睡夢(ゆめ)の悪魔に囁やかれた月という女性の思いに邂逅した。現実と過去に揺れている。そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-29 13:57:44
6333文字
会話率:2%