「異能力者」となり、強キャラムーブをすることを夢見る少年、田中心。
ある日、心は自分が異能に対する適性がないということを知り、ショックを受ける。しかし、心は知らなかった。すでに「異能力者」である人物に対しては、自分が持つ異能以外の異能に
対しての適性はなくなってしまうということ。世界に100人いるとされる異能力者たちのなかには、能力が微妙すぎて異能力者の認定を受けられなかった「直感の異能」を持つ101人目の異能力者がいたということ。そして、田中心こそがその直感の異能を持つ異能力者であるということを…。
ある事件をきっかけに心は自分が持つ直感の異能を異能とは別物の特殊な能力であると勘違いする。
「もしかして…僕は異能ではない特殊な力を使える最強の無能力者なのかもしれない。この力があれば、僕は強キャラになれる!!」
直感の異能と知らずに直感の異能を使い夢に見た強キャラムーブを満喫する心。
しかし、「直感の異能」の特異性と重要性に気付いた様々な組織や国から心はその身柄を狙われるようになるのであった。
果たして、心は多くの追ってたちを振り切りながら、この世界で強キャラとして生きていくことができるのだろうか!?
「101人目の異能力者って何!?ぼくは最強の無能力者だから!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 19:29:25
298233文字
会話率:40%
フェニックス、ユニコーン、かまいたち……
かつて伝説とされた生物たちが封印された伝説の眼、
その名は"ダリュウズ・アイ"。
統術師と呼ばれる人間たちはこのダリュウズ・アイを手にすることでその生物の力を発揮し、世界各地で戦
いを繰り広げていた。
宿目天人はアルトという少年とともにこの眼を集める旅に出るが戦争の一端に巻き込まれてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 00:25:21
253231文字
会話率:29%
『知恵だけじゃどうにも解明できない力がある。それがイヤで仕方ないんだよ』
これはある特異な“力”を研究している学者の発した言葉。
この世界には、二種類の人類がいた。
「スイ、おしょーゆ取って」
「うーい」
――一人がテーブルの
端に視線をやると、醤油差し宙は浮きもう一人の前に運ばれてゆく。
それは、“異能”と呼ばれる力を持っているかどうか。
異能力を持つ者に、人種も、国籍も、性別も関係ない。ただ、持っているか否か。
「ユーキ、さっきからなに見てんの?」
「んー……あそこ、人魂が飛んでるなーって」
――一人は空を指差し、もう一人はいくら目を凝らしても何も見えない。
異能と一括りに呼ばれながらも、そこには種類があった。
超能力を持つ少女――泉 睡蓮。
霊能力を持つ少女――神代 有希。
二つの異能。
二人の異能力者。
同じ家に住み、普通とは少しだけ違う日常を過ごす二人。
……そして、もう一人。
騒がしく過ぎてゆく日々のなか、人に害なす悪霊――霊鬼に追われ、二人の前に現れた少年。
この三人目の異能力者との出会いにより、物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-25 01:00:04
73135文字
会話率:54%
二次元の世界に行きたいと思っていたら、マジで来ちまったらしい俺。幼馴染は魔法少女で、妹は超能力者で、クラスメイトは巫女、転校生は妖怪と、しかもみんな美少女ときたもんだから、毎日が大忙し。しかし、ここで過ごす日常には、俺の求めていた刺激があっ
た。その分とても楽しい...と言いたいところだが、どうやらそんな事も言っていられないほど、事態は確実に悪化を進めていたらしい。表れた5人目の異能力者の口から、俺はこの世界の真実と、自分に課せられた重大な使命を知らされる。俺は一体何者なんだ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-05 23:06:37
51163文字
会話率:33%