雛香は人形みたいに恐ろしく綺麗で、可愛くて。
幼馴染の私はいつでも彼女を護らなくてはいけない、彼女の引き立て役だった――。
引き籠もりになった雛香は私に言う。
「ねえ由美ちゃん。一緒に死のうよ」
私が彼氏に浮気された復讐をしてくれるとい
う雛香は、そう迫るのだった。
「由美ちゃん。私たちは一緒に死ぬのよ」
※こちらの作品は深志美由紀のnote(https://note.mu/miyukimiyuki/n/n3bc1b64c75fb)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-23 08:40:12
13706文字
会話率:41%
精神神経科に通院中の高梁梨々子は、同姓同名で一つ歳上の高橋莉々子と出逢う。お互いの存在自体に惹かれあっていく二人は、やがて……。
最終更新:2014-06-18 22:00:50
15629文字
会話率:65%