男爵家の令嬢だったキサラ・アニエスは『貴族の娘にも関わらず剣の稽古をしていた』という、よくわからない罪で開拓地での労役を命じられ、故郷の街から追放されてしまう。
幼馴染のアクヤ・クレイ伯爵令嬢はそんなキサラを気にかけており、ツンデレ混じりに
彼女の旅を助けるのだが、目的地にたどり着く直前、強力なモンスターに襲われてしまう。
絶体絶命と思われたその瞬間、キサラの剣が鞘から抜き放たれた。
実はキサラの亡くなった父は剣聖と呼ばれる程の剣の達人且つ『最高の冒険者』と称えられていた。
父が稽古しているのを見ていたキサラは見様見真似でその必殺剣を習得しており、実力は既に英雄級。
また、見た目は王国三大美女の一人『北部の白薔薇』と崇められた母譲りの美貌を受け継ぎながらも童顔で親しみやすいルックスの持ち主。
そんな最強無敵の美少女のキサラが追放先としてたどり着いたのはフェブリアル自治区。
魔族の住む魔族領に隣接しており、とある理由から女性以外は住んではならない、とされている街。
故郷とは全く違う風習や文化に戸惑いながらも、新しい友達と珍しい料理やお菓子を食べ歩き、比較的安全な冒険や街での催しを通して、ユカイで心温まる暮らしを送るのだった。
※ノベルアッププラスでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 17:34:27
45908文字
会話率:31%
交通事故でうっかり死んじゃったJKが平安時代(多分)に転移して、うっかりハーレムしちゃうお話、登場人物ほぼ女子
最終更新:2020-03-28 00:46:30
2035文字
会話率:32%
人と妖が共存する時代。増え続ける妖怪たちによる超常事件は“超自然異常進化対策廳”、通称“超常廳”に所属する人外によって取り締まわれていた。
十七歳の誕生日に希少な“異能者”として覚醒してしまった少女、蓮城 結は、その力の強大さから廳の監視下
に置かれ、隊員が他に二人しかいない“超常廳の落ちこぼれ”のす号隊に配属されることになるのだが──
──これは、今より少しだけ未来の、こことは違う選択をした世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-05 11:16:05
85631文字
会話率:30%