2060年、科学技術の発達は2030年代に停滞。世界は2020年代に各国が強いた少子化対策により人口が過剰に増加してしまい、食料不足などの問題が深刻化していた。そんな中あるウイルスが世界に牙を剥く。そのウイルスの名はXウイルス。そのウイル
スに感染すると、生きながら異形の姿へ変貌、凶暴性と運動能力が上昇し、やがて自我が無くなり、その感染者の心肺機能が停止するまで暴れ続けてしまう。その特異なウイルスにより、世界は混乱の渦に飲まれる。しかし転機が訪れる。ある日本人男性の体内からXウイルスが検出されたにも関わらず、その男性は無症状であったのだ。その男性からは未知の物質が検出される。調査の結果その物質を保有しているのは一部の日本人だけであると判明。当初はその物質が抗体であると期待されたが、その物質にはある特徴があった。その物質が元の人間以外の体内に入ると、毒として作用し、宿主を死に至らしめることがわかったのだ。各国は緊急事態宣言を発令、世界は平穏に包まれる...ことはなかった。
感染者は急激に増加、感染者による被害も増大、各国も感染者を保護、異形化したものもできるだけ保護していたが、力の強い個体は射殺し、事態を鎮静化させていた。しかし各国の認知していない場所で感染者が増加し、街には異形化した感染者が毎日のように出現していた。それと同時期に、ある重大事実が判明した。先ほど述べた、特殊な物質を持つ日本人の複数名が特殊な能力を発現、というのも、その日本人達はその物質によってウイルスと共存し、凶暴化せずにウイルスの力を引き出すことに成功したのだ。時を同じくして、メアが現れる。メアとは、異形化した感染者の特殊個体、発現者は身体能力の向上にとどまる場合が多かったが、メアはその全てが身体能力の向上に加え、さまざまな特殊能力を保持していた。最初に現れたメア、以降No.01と呼ぶが、そのNo.01により東京は一夜の内に壊滅した。
時は流れ40年後現在、後に英雄と呼ばれる発現者の少年が現れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 22:59:46
14165文字
会話率:45%
『異能力』×『ロボット』それは、君の力で動かす君だけのロボット!
100年前、AIがある思想「MI」に感染し人類に反旗を翻した。それは瞬く間高度な機械に感染し、増殖する兵を産み、人類は一度地球上の8割を奪われた。
そんな中、機能停止した社会
を補う様に不思議な力『エトス』を発現させたものたちが現れた。人類はすぐさま、”動力を持たずMIに奪われることのないエトスで駆動する強化外骨格『オートクチュール』”を発明し、能力者たちはMIから生活圏を取り戻すために戦いに身を投じた。
時はたち現在、エトス発現者たちはドレスコード養成機関『学園』に入れられ訓練ののちに前線にゆく様になった。
相沢編夢は、16歳でエトスを発現して学園に来るが、能力がうまく使えず落ちこぼれていた。能力者なら誰でも操縦できる量産機マスプロすら満足に動かせず、皆に馬鹿にされる毎日を過ごす。そんな彼にも一つ希望があった、本当のオートクチュール、専用機さえあれば。
専用機が約束されるエリートのメンバーが戦地に赴く前夜祭。飛び立った彼らの乗ったシャトルが突然爆破し、それと同時に学園がMIに侵攻される。
混乱の中、彼らの救難信号を聞いた相沢。しかし救助に行けるものはいなかった。
運命に導かれるように、彼は格納庫で誰のものでもない謎の機体を発見する......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 16:43:06
9912文字
会話率:37%
突如として現れた未知の生命体《アジル》の目的不明の人類への強力的な一方侵略が始まり、人類は絶滅寸前の窮地に立たされた。それに神が救いを差し伸べたのだろうか。異能の発現者が現れた。人類は絶滅の窮地から抜け出すため、発現者を『デリタ』というモル
モットを作り異能特殊部隊を構成し《アジル》の最前戦に立たされた。
そんな『デルタ』の少年と齢16にして大佐に登った少女のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 16:56:12
1540文字
会話率:5%
ある日、記憶を失った白髪の少年が島国へと流れ着く。
ネロと名付けられた少年の異国風の顔立ち、人のものとは思えないほど真っ白な髪、鍛え抜かれた肉体、それら全ては、瞬く間に国民の注目を浴びることとなった。
ネロは当初、首のひしゃげた老夫婦の死
体の横で気を失っているところを発見されたため、殺人犯として扱われるが少年法により”学園”にて保護、及び観察されることになった。
その理由は「彼が国にとってある利益をもたらす可能性が非常に高い」ということ、そして仮にその少年が再び殺人を犯そうとしても「全校生徒、及び教師陣の”異能”によって即刻処理、又は捕獲が可能」と判断されたためである。
何を隠そうネロが流れ着いたその国は100年間の鎖国中であり人口1億人を超える全国民がそれぞれなんらかの異能を持つ、八百万(やおよろず)の国、ジパング帝国であった。
国立異能養成高等学校ー通称『学園』は全国の15歳〜18歳を集め中学卒業時の「全国異能一斉適正調査」によってA(能力使用者)、特A(特殊能力使用者)、B(能力発現者)、特B(特殊能力発現者)、C(能力確認者)、特C(特殊能力確認者)、D(能力未発現者)、X(未分類、分類不可)、の8つのクラスに分けられる。適正調査を受けていないネロはそのうちのXクラスに配属されることとなった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 22:00:00
2756文字
会話率:25%
人類にグレイスと呼ばれる超能力が発現して約半世紀。
社会的にもその存在が認められており、様々なところでグレイス発現者が活躍する昨今、グレイス発現を促すための学園に入学した空橋優人は理事長からの依頼でグレイスに関して悩む生徒のために相談室を開
設することに。
人より早くグレイスが発現したので相談に乗るくらい簡単だろう、と思っていたら人間関係の相談や猫探しの依頼など、いやこれグレイス関係なくない?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 09:26:24
6335文字
会話率:49%
時は2028年、ゲームなどでよく見る魔物やモンスターなどの事を総じて「エネミー」だとか、「モンスター」と君たちはいうだろう。ただし、こちらでは意味が少し異なる。
突然謎の能力を発現し、世界中が大混乱に陥ったが、大勢の学者による研究により、こ
れらの異変は「エネミー因子」と呼ばれる人体を構成するDNA成分が突然覚醒したことによるものだった。
これにより、世界に大きな影響を与え、今では大きく、発現者を「エネミー」、非発現者を「プレーン」と呼称するようになり、エネミーの割合は9割と大きく占めた。
もちろん、プレーンの人間も活躍の機会が存在する。
これは、そんな摩訶不思議な近未来での、世界を巡る大波乱の幕開けである・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 09:12:40
111699文字
会話率:54%
随意的な遺伝子発現が可能な人物が、世界中で多発的に現れた。
『発現者』と呼ばれるようになったその人物たちは、人間の遺伝子の一部を随意的に操ることが出来、その能力を最大限に利用する。
『発現者』は、その能力を恐れられることから、国の監視下に置
かれる。
『発現者』はその特異な身体から心を病み、犯罪に走る者も多い。
繰り返される『発現者』の犯罪に対抗すべく、国は『発現者』を配属させたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 01:53:47
17834文字
会話率:32%
高校生 和嶋健は入学式初日に能力に目覚め、ダンジョンが出来た事を知る。
だがそのダンジョンは日本にだけしか出来ていないのだそうだ。
そんな健は世界の能力発現者として10人目。
健は日本を、はたまた世界をも巻き込んでしまうのか、しまわないの
か。
そんなお話です。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
※火曜日と金曜日の更新を目指しております。
※無理のない更新を目指しておりますので1話分が500文字〜1500文字までになっております。
※アルファポリス様にも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-03 15:00:00
19888文字
会話率:23%
その昔、神様が人類に力を与えた。数百万人に一人の割合で発現するその力は『エーレ』と呼ばれた。
舞台は日本。この国は小国ながら『エーレ』発現率が非常に高く、国を挙げて『エーレ』発展に力を入れていた。
都心に設立された天羽学園。
『エーレ』
発現者のみが入学を許される学園であり、生徒は『エーレ』の研鑽に励んでいるーー。
そんな学園に入学した〈棗 ユノ(ナツメ ユノ)〉は幼馴染のダメ能力者〈栢谷 零司(カイタニ レイジ)〉と共に、成長を遂げて行くが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 15:10:09
1954文字
会話率:23%
人は神を超える存在を認識した時
その恐怖に怯える
((全世界多発 神殺し)) 事件が世界中で
発生 直後から世界中に
異能発現者 通称<マーカー>
が現れ始める
我々は神を失い混沌の時代に突入しようとしていた。
そんな中
各国政府は国際組織
GAG God AvenGerを設立
記憶を失った 世界中の 「「マーカー」」
達を集め始める
99%絶望と1%の希望がこの世界を地獄へと叩き落とす折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-16 06:52:15
7657文字
会話率:80%
199X年。緊張の高まる開戦前夜のアラビア海に派兵された日本人〝義勇兵〟の一人、乃木誠一郎はその戦場で不思議な少女たちに出逢う。多国籍軍による苛烈な攻撃の最中、異能の力でそれに抗する彼女たちこそ、日本帝国の切り札〝撫子〟であった。呪われた宿
命を背負う少女たちと、かつて戦争により心に深い傷を負った男は束の間、心を通わせていく。
呪詛により第二次世界大戦後も戦い続ける歴史を背負った日本。
軍事国家の末端として生きる兵士たちと、呪いの発現者である少女たちの戦場での邂逅を描いた軍事ファンタジー小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-09 14:00:00
90958文字
会話率:39%
過去に起きた謎の大規模な地殻変動により、その形を大きく変えてしまった日本。地殻変動がもたらしたのは地図の書き換えのみならず、気候や文明さえも闇に葬り去るに至った。
その謎と夢で見た生き別れの少年”天舞クロス”を探す旅に出た”オツシュウ”出身
の少女”阿佐美カナ”は、クロスによく似た少年”リト”によって謎解きの鍵となる”蒼い遺伝子の発現者(グレゴリアン)”に目覚め、世界再生と少年との再会の希望を古本と共に未来へ託す。
日本の南方”ヘイシュウ”に住み、新たに古本を受け取った青年”伊集院ダイ”は、最早外の世界に希望も興味も抱かない引きこもりであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-21 00:38:29
45615文字
会話率:46%
全ての者が生まれた時から既に体のどこかに刻まれている《命字(タイトル)》。発現者それぞれがタイトルのあらわす神の能力を使えるようになるというもの。ある者はその力で不老不死になり、ある者は自然をも操る。その力は刻まれた文字数が少ない程強いとい
う。そのなかにあって、最も強い輝きを放つ《一文字(タイトル)》持ち。しかしここに、浮かない顔をした《一文字》が一人。『凡』の才能を持つ者は果たしてどんな輝きを放つのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-07 15:58:00
2818文字
会話率:54%
2052年
一部の若者が突如、人間の常識を超えた力を発現させた。
ある者は人々の役に立てようとし、
ある者はその力を使い、己が欲望のまま弱者を虐げた。
それから32年後の2084年
力に目覚めた若者に能力(メナス)の使い方を教えるため、
世界中で能力発現者を育成する学校が複数存在した。
とある事件をきっかけに能力発現者用の学園
高天原(たかまがはら)学園に通うことを決めた一人の男子高校生を中心に、運命の歯車は少しずつ……
確実に動き出していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-19 22:18:12
214510文字
会話率:43%
現代社会において、『発現者』と呼ばれる魔物を呼び出せる人種が極少数現れ始めていた。魔物は発現者の欲望に起因する存在で、発現者のほとんどは思春期の少年少女たちだった。
発現者の素質を持った者は折谷学園に集められ、その素質を開花、訓練し、社会に
送り出される。小林 普人(こばやし しんと)もこの学園に入学した1人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-14 01:20:20
427026文字
会話率:35%
ほとんどの人が人ならざらぬ力《根源たる力―オリジン―》を発現している世界アルカディア。しかし、この世界に住む 翔《かける》は数の少ない非発現者だった。
ある日、翔は生徒が死んでるのを発見するが、記憶の底にそっとしまう。
そんな翔は隣の席の雪
那《ゆきな》と出かける事になり、そして不良に絡まれる。
なんとか返り討ちにするが、どうも相手の様子がおかしい…
手に入れた力で守りたい人を守れるのか。そして翔は日常に帰れるのか。犯人の正体とは!?
一章はこんな感じ?の物語です。よくあるSF要素が最後の方にあります。何番煎じなんでしょうか…すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-07 00:52:40
61406文字
会話率:24%
発現者《ハツゲンシャ》
それは、人間に宿る魂、肉体とは違う、力を操る事が出来る人間。
誰しもが持ってる精神。
だが、無意識と意識的では、存在自体が変わってしまう。
自分の精神力に肉体が付いていかなく、暴走してしまう場合もある。
その暴走し
た《発現者》を止める事が出来るのも《発現者》のみ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-18 16:15:30
14660文字
会話率:33%
2093年、日本、東京都
7年前、東京を局地的に襲った大地震の影響により、都内の3分の2は機能を停止した。その後復興が進む中、外国資本の介入が目立つと同時に治安が飛躍的に悪化
そんな中、民間の超力学開発研究機構は突如として超力学発現者――
超能力者――の存在を発表し、能力者は世界中の注目を集めた
そして政府は能力者達に警察権を与え、能力者はヒーローパフォーマンスを全世界に発信することとなる
しかし、そんな表舞台の話は、裏舞台で働く主人公「栗木宗太」には関係のない話
「欠陥能力者」である栗木達は今日も「超能力者」達の後始末にでかけてゆく
能力者の癖にバトルも敵もない、ただ裏方の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-05 19:20:17
1014文字
会話率:58%
あの日犯した罪を忘れない。――元犯罪者のレッテル《赦罪のリング》をつけた御門鳴海は、過去、その罪を赦された少女である在科裁織と再会する。《神》の断罪から変わる日常、《カルマの発現者》と呼ばれる能力者たちの侵略。警察、断罪教会、イノセンスと呼
ばれる三つの司法存在。その罪は赦されるべきものか、はたまた裁かれるべきものか。そして、彼らは自身の罪と向き合えるのか。ダークファンタジー、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-17 22:50:33
26379文字
会話率:48%