様々な転生者によって形勢されたナーロッパと呼ばれる世界に転生した主人公。
最強の戦闘力とSSRの魔力を持ち合わせた主人公はそのチートでなりあがろうとするが、王子として生まれたせいでこれ以上成り上がれない。
内政チートもやらせてもらえず、発明
チートも先人がさんざん開発したせいで何もできない。
ここは異世界転生の醍醐味を先人がしゃぶり尽くしてしまった世界。
これは、うす味になってしまった異世界を生きる転生王子の物語。
※カクヨム、アルファポリスでも連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 08:32:47
110095文字
会話率:38%
私はニートだ。
初めからそうだった訳じゃない。小中高までは多少人見知りのところはあったが、割と普通に人と接していたと思う。ニート気味になったのは、大学に入って親元を離れ一人暮らしをするようになってからだ。
サークル活動にも参加せず
、アルバイトに精を出すこともせず、ただ大学と一人暮らしのアパートを往復するだけの日々。友人は一人も居なかった。
そんな四年間を過ごした後、就職したのは所謂ブラック企業だった。朝から晩まで安い賃金でこき使われ、休日も無く体を休める暇も無い。そんな生活を二年間続けて体を壊した。
すっかり嫌気が差した私はすぐに会社を辞め、家に引きこもった。もう全てが嫌になっていた。そんな中、何気無しにネットをフラフラ見ていた私は、自分で書いた小説をネット上に公開するサイトに目を止めた。
そこで公開した小説の人気が上がれば、賞金を得たり書籍化やコミカライズ化して稼ぐことも可能になるらしい。
私は昔から空想することが好きで、良く頭の中で物語を作っては楽しんでいた。今までそれらを形にすることはなかったが、何もやること無いし軽い気持ちでやってみようかって気になった。
それが私の運命の分かれ目だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 16:33:33
17610文字
会話率:37%