ヒュガル・テツナは二百二十歳。
魔王を育成する機関である、魔王養成学校を首席で卒業したばかりの男だ。
彼はその日、自身の主でもある邪神エローペに呼び出されていた。
呼び出された理由は地上の征服。
「天界とちょっとヤりあっちゃうから、その隙
に地上を征服しちゃってヨ?」
的な、軽いノリで征服を命じられ、有無を言わされずに地上に飛ばされる。
そこで出会ったのはまな板サキュバスに、雌豚王女にエロマッチョ。病み属性のエルフまでを配下に加えて、ローエルラント国の征服を目論む。
果たしてヒュガルが望むような、人間と魔物の共存は成るのか。
第一部、全十二話。ローエルラント国編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 13:41:57
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会話率:31%