現代日本、そこには〈魔女〉と呼ばれる異能をもつ少女たちがいた。
「あの子たちにはたちには人権がない」
高校生になったばかりの浩はその少女たちが集まる学校に強制入学させられてしまう。
だがその学校は問題だらけ⁉ 過去に傷を負った少女たち。
少
女たちと浩はこの社会を少しでも変えられるのか。
小説初めて投稿しますー、よろしくお願いいたします。
ハーレム設定は一応状況のみハーレムです。多数の女性に好意を寄せられるわけではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 13:14:37
931文字
会話率:32%
* 不定期更新になります。
柔らかなブロンドの髪に鋭いアッシュグレイの瞳を持つ、整った顔立ちだがとても厳つい印象の、威圧的な雰囲気を纏う男は、自分を見ても声一つ上げず、真っ直ぐに己を見上げる、人形のように感情の一切が削ぎ落とされたかのよう
な花容の、ヘイゾルの瞳を持つ少女を、自国を守るためだけに娶った。
金狼宰相と呼ばれた男と、異能を持って生まれたが故にどこか人形のような少女は、いつの間にか互いに惹かれあい、恋に落ちる。
男は少女を想うあまり鳥籠をつくり少女を囲い、少女は己の内に湧き上がる欲望のために鳥籠を抜け出し鳥の囀りに耳を傾ける。
「波風が立たなければ底から腐り落ちるの。波紋一つ広がらない平和は腐敗を生むの。腐敗が波紋を、波風を呼ぶのなら、それが転機になる。その瞬間を聞き逃したらこの国は崩れ落ちてしまう。だから貴方はわたしを欲しがったでしょう?そのためにわたしは嫁いだの。だから、わたしは聞くのを止めない」
煌びやかな王宮の夜会で、少女が微笑って告げた言葉が、総ての引き金となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 18:45:50
628文字
会話率:0%