病気を苦に自殺したのに、待っていたのは異世界でした。――竜になって。
芦月依澄(あしづき いずみ)は、異世界で竜として生まれ変わってしまった。竜生を謳歌しようとしたのも束の間、この世界で武器にも防具にも万能薬にもなる竜の鱗を狙った密猟者に
捕まってしまう。
幽閉されておよそ百年、依澄の元に竜を好きな少年がやってくる。竜のことをキラキラとした目で語っていた少年が来たのはその時だけだった。
それから十数年後、幽閉されていた屋敷が爆音を立てて崩れ始めた。落ちた瓦礫の上に立っていたのは、大きくなったあの時の少年だった。
「ドラゴンさん、迎えに来たよ」
――これは、竜に生まれ変わった主人公と竜のことが好きな少年が幸せに暮らしていく異種間恋愛譚。
※主人公(竜)が人間に変身することはありません!
※カクヨム様にも投稿しています
※毎日投稿予定です
※短編版からタイトルを変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 17:04:15
109798文字
会話率:36%
深い森に囲まれた小さな国がありました。
町に住む人々は森にすむゴブリンを嫌っていました。
そんな森に一人の少女が迷い込む。
彼女は悪い魔女に薬を飲まされていました。
『初めてみた相手を好きになる』という魔法の薬。
そうして、森に入ってきた
おかしな客にゴブリンが声をかける。
彼女は見てしまった、ゴブリンの姿を……。
これはゴブリンたちのお姫様となった少女と森の小人たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 10:19:26
13070文字
会話率:29%