異世界なんてあるわけがないと思ってた。そんなのファンタジーにすぎないって。
『異世界? なにそれおいしいの? 異世界だのなんだの、そんな現実離れした架空の話なんて知らんがな』
そう小馬鹿にしていた世界へどうやら転移させられたっぽい。多種
多様なコスプレをした連中に囲まれて物々しい雰囲気。
早々に前言撤回するわ。異世界はある、おそらくきっと。だってここ多分、異世界だわ──。
「名はなんという」
「人に名前を尋ねる時、まず自分から名乗れって教わってません?」
私の終わりかけてた人生が、新たに始まる──。
「正室とは正妃になるということだな」
「せいひ……?」
「正妻のことだ」
「?」
「妻と言えば分かるか?」
「誰の」
「俺の」
「え?」
「ん?」
「妻?」
「ああ。側妃ではなく正妃だ」
・・・なんてこったい。
かくかくしかじかで絶対的な君主として存在する皇帝 ガノルド・ラフマトスホユールの正妃になることになった佐々木美織ことレディア・ウィンテルシア。
「皇帝なんでしょ!? 一番偉いんだよね!? なんとかなるでしょ、紙切れ1枚くらい……ね? ガ ノ ル ド 様♡」
「どうした、目が痛むのか?」
「ウインクだよ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 21:41:16
94482文字
会話率:63%
主人公、柳田ユウキは、引きこもり兼ニート。そんなユウキがとあるゲームを買うために珍しく外へ出た。
だがそこに待ち受けていたのは、自分の不慮の事故。死んだユウキは、あの世への扉をさまよう謎の空間で、月の女神ミュリエルに出会い、そこからなんだか
んだで始まる異世界ライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-26 18:42:15
3719文字
会話率:39%
高橋健吉はその無軌道性と腕っぷしの強さでヤクザ者から恐れられていた。しかし、三十二歳にして凶刃に倒れてしまう。そして異世界に行きつくのであった。
ところがこの健吉、web小説云々以前にゲームすら触ったことがない。おまけに漫画は読まない、
映画も見ないときて異世界が理解できない。そんな彼は勝手についてきた竹田正二と名乗るチンピラの案内を受けながら、見知った場所への帰還を目指すのであった。
※物語の区切りが終わったので一旦最終回。形としては物語は完結してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-30 22:13:01
90350文字
会話率:56%
あと1週間で20歳の誕生日を迎えるハズだった
綾野 律は、自称『神様』にであい、異世界に放り込まれてしまった。
『わ、私を食べても美味しくないんじゃぁないかなぁ…?』
異世界でも私、頑張ります!
初投稿です!誤字脱字を指摘してく
ださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-09-28 20:02:10
2976文字
会話率:49%