この小説の世界観はフィクションであり、歴史上・ヨーロッパ大陸における中世期・前半ほどの時代背景を想定し、とある異国に存在する『南の城』の王族や家臣、それにまつわる人たちの物語。主人公は、過去の記憶が曖昧……とある伝承が『王家』に受け継が
れ……地球なので時間と四季が存在。
日本人である主人公が偶然に出会い助けられ、そして手に入れてしまった不思議なソードは、剣であり、飛行物体であり、主人公と脳内的会話・精神的会話ができる設定。章が進むにつれ会話のことが『心の言葉』と呼ばれるようになる。
偶発的に10歳ほどで誘拐された王子を南の森で助け、隠れ潜んで生活をしながらも、彼が18歳ほどで『南の城』で年に一度だけ開催される『剣の勝ち抜き戦』を目指し鍛錬しつつ、そこで勝ち残り帰城するまでの日々と、帰城後の二部構成でプロットを考えています。
帰城後は、未来人である主人公と王子との間に産まれた双子の存在で、『南の城』の未来が変遷するかもしれない……と彼女はそれを危惧しながらも東奔西走し、王子は王になるべく粉骨砕身し、家族や身近な人たちを庇護するために、産まれてしまった子供たちの将来のために……と城の家臣の存在を絡めながら、彼らの生き様を描いているつもりです。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 06:00:00
934662文字
会話率:61%