人、長耳族、炭鉱族、さまざまな種族が入り混じる世界。かつて使われていたという魔法はいまやおとぎ話の中。
かわりに銃と兵器を用いた戦争と、情報を奪い合う諜報戦が繰り広げられていた
かつて小国だった島国「月照帝国」は大陸にも支配力を伸ばし
つつあった。『霧江』、帝国が大陸で強い影響力を持つ植民地の一つ。そこには帝国が運営する『霧江大陸鉄道会社』があった。
そこで働く三船春ニには、本人すらも知らない『秘密』があった。
ー異世界の帝国で暗躍する諜報員が自由を求めて突き進むー
異世界歴史ファンタジーと少し盛り盛りなダークバトルを読みたい方におすすめ。
※この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 11:39:25
114537文字
会話率:37%
第二次世界大戦終結から80年後の世界。
敗戦国でありながら、世界トップレベルの科学力を保持してきた日本。
しかし、戦前と同じように、世界的な恐慌が起きてしまい、日本は、世界各地の先進国からの強力な軍事的圧力、特に、核兵器による脅威には、
太
刀打ちできずにいた。
もはや、戦争直前というこの事態を打破するために、日本政府は極秘に、条約や憲法をうまく回避でき、核を上回る新しい戦力の研究、開発に力を入れた。
それが魔力だった。
その研究の過程で、異世界の魔力を資源とする国である、パラテュール帝国との干渉に成功した。
その国の文化や軍事についての調査、そして魔力の収集、そして研究のために、日本政府はパラテュール帝国に諜報員、坂本 翔を派遣することになった。
パラテュール帝国に渡り、帝国軍軍部に接触することに成功した坂本だが、
帝国軍軍部から言い渡された指令は、
日本への諜報活動だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-07 21:11:33
7477文字
会話率:19%