「やぁ、ようこそ!ボクの世界“アルカディア”へ!!」
俺はその日、女神様の前で一つの大きな選択をすることになった。
とある研究機関が開発に成功し、大手ゲーム機会社の手によって魔改造され売り出された完全ダイブ型ゲーム機ARK(アーク)。
数多くのゲームソフトが発売された中で、主人公は“アルカディア”というVRMMORPGをこよなく愛し、発売されて以来、プレイヤー:那戳(ナタク)としてこの世界を楽しんでいた。そして今日も愉快な仲間達の元へ遊びに出かけるために、嫌味な上司から渡された仕事を全力で片付け足早に帰宅し、ソファーに腰掛けゲーム機の起動を待っていたはずが、気がつくとまったく見覚えのない真っ白な空間へと飛ばされていた。状況の変化に混乱する中、そこで女神ユーミアと名乗る一人の少女に出会い、ゲームで疑似体験していた自分の世界へ初期設定のアバターの姿で“世界にさらなる技術革命をもたらす者”として転生しないかと誘われる。そこには自分が長年慣れ親しんできたゲームの世界が現実となって存在していた。はたして那戳の選択はいかに!!
読み専だった作者が、以前ゲームで遊んでいたプレイスタイルである職人目線の異世界物語を書いてみたくて作った、初投稿作品で処女作になります。おかしな点も多々あるかと思いますが、生暖かい目で楽しんでいただけたら幸いです。また、挿絵代わりのプチ顔文字劇場も一緒にお楽しみください!
【2020/01/25 累計2.500.000PV達成しました!】【2020/01/27 全話の再編集が完了いたしました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 10:43:55
868855文字
会話率:62%