原作の悪役と一緒に日常生活に埋まる地雷処理をする話。
高校1年の終わり。岡町灯夜は冬の夜のコンビニ帰りに行き倒れの少年を拾う。
そして拾った後に前世を思い出した。この行き倒れは前世で読んでいたマンガ「黄昏の魔法使い」の悪役で異世界から日本へ
転移してきた魔法使いだ。ついでに行き倒れていた所を拾うのはは本来ならヒロインの役割だった。主人公格の男二人とヒロインが出てくる少年漫画って主人公じゃない男がライバルにされがち。つまりはこの行き倒れは悪落ちライバルキャラだ。
ちなみにこの世界は怪異に加えて人外や魔術師など魑魅魍魎が跋扈する現代日本である。それでいて本編が始まる前に原作崩壊をさせてしまったばかりか漫画未登場の怪異にも襲われる始末。
主人公はチートですか? いいえ。となりの異世界産魔法使い(ラスボス系悪役)がチートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 18:46:39
102913文字
会話率:39%
魔法使いの国の王、魔王ディスキア・ベルゼ・ユルドフェル(ディア)は、長年の研究の末、ついに異世界に渡るための魔法を完成させる。
だがいざ異世界に渡ろうとしたら肉体が消滅してしまった!?
自我だけで異世界へと渡り、辿り着いた先は(少し未来の)
現代日本。
フリーターの桐村浩輝に取り憑いて、いざ日本での生活を始めようとした矢先、宅配で届いたのは最新のVRMMORPG。
そのゲームの舞台は、何故か元いた世界に瓜二つだった。
興味を惹かれてゲームにログインすると、なんと浩輝の代わりにゲームのアバターを操作することになってしまう。
いったいどうしてそうなった。
今までの魔王としての経験がアビリティに反映された結果、初期値にしてはチートな能力を獲得。
浩輝からゲームの知識を与えられながら、元の世界の魔法の知識を駆使して魔法で無双を開始する。
このゲームの製作者の謎……はとりあえず置いておいて、目指せトップ・プレイヤー!
基本的にはソロでプレイしつつも、時にはパーティー(ハーレム)を組んだり、ライバル(美少女)と決闘したり、新規参入者(ドジっ娘お姉さん)に魔法を教えたりと、ゲームを満喫していく。
クエストに挑む度に新しい魔法で万事解決、どんな依頼もどんな敵も、元魔王に敵うはずもない……って魔法はそこまで便利でもない?
魔法だけでは解決できない問題が立ちはだかる時、元魔王としての真価が発揮される! といいなぁ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 18:00:00
268436文字
会話率:24%