あたしの営むカフェには、ちょっとした幸運特典がついている。なぜならあたしは「導きの聖女」だったから。
異世界を救って現世に戻ってきたあたしは、僅かに残る導きの力を使って、訪れるお客様に小さな幸せのきっかけをプレゼントする。
これは恋を諦
めたあたしの、密かな楽しみ。それが、異世界に住むあの人の幸運に繋がる筈だと信じてるから。
なのに時折夢に見るあの人は、どうしてあんなに辛そうなの……?
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※「アルファポリス」さんでも投稿しております。
※本編完結済み。 時々SSをアップしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 22:41:27
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会話率:39%