異世界からやって来た女勇者、サキはとてつもなくおかしな人間でした。
ギャルと自称し奇抜な格好をするだけでなく、聖女である私――エステルに会うなり、「可愛いからキスしたい」などと馬鹿なことを言い出し、相棒となってからも私を困惑させっぱなしです
。
私に好意があるらしいサキ、サキ曰くツンデレとやららしい私。
そんな私たちは手を組んで、悪の魔王を倒すべく進み続けます――。
とは言っても、ポンコツな私では。ろくに役に立てないのですけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 00:00:00
3900文字
会話率:38%