魔王の娘、シンシア。七つの大罪の強欲・マモンを襲名した者。
このシンクレアの世界には様々な種族が住んでいる。その中でも、魔族と天族は神に最も近しい種族だ。
人族は魔族を悪としているが、本来は違う。魔族は大地の監視者であり、魔族の中でトップの
一族の悪魔族は大地の守護者だ。それに、天族と魔族は手を取り合う仲間でもある。魔族と天族にはそれぞれ魔王と天王がおり、今代の二方は夫婦だ。
魔王を父に、天王を母に持つ者がこの話の主人公・シンシアである。
シンシアには双子の兄と3つ上の兄、3つ下の妹がいる。魔族と天族には運命の番というものがある。運命の番を見つけるのは至難の技。だが、シンシアは既に見つけている。けれど、シンシアには誰にも言えない秘密があった。幾度となく転生し、相手を信頼出来ないがために今も逃げ続けている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 19:11:30
2554文字
会話率:47%