私が生まれ育った田舎で、実際に祖母の家で体験したお話です。
今でも思い出す、あの雨の日を。
もう近寄らないと決めたけれど、それも時間の問題かもしれない。
もしも訪れてしまったその時、私は。
※ 軽い気持ちで、田舎にあるお
墓に行かないようにしましょう。
※ お山に入る時も、決められた場所から入り、決められたところだけを歩きましょう。
作者とのお約束だよ、田舎はとっても怖いからね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:00:54
8307文字
会話率:7%
何処かノンビリとした何処かの草原に、何処かで見たような鋼鉄の塊があります。
自動車、戦車、そんな印象の鉄塊が、スクラップの山のように積み重なっているように見えるけども、ソレはスクラップにあらず、『キグルミック』と呼ばれる巨大な、不恰好
なれど人のカタチをした機械、『ロボット』なのです。
このロボットは来る日も来る日も、目の前に広がる森に対して監視をしています。
何年も何年も、機体に命の火を灯す“中の人”が、世代を代えても変わり無く。
このお話は今の世代の中の人、“シェルフィ”がキグルミックでボーーっと暮らす……、いや監視のお仕事をする様子を記す物語。
ですが、そんな働きたくないけど働いてるような娘には、しっかり厳しい現実が纏わりついて来るのです。
そして、ちょっとエニョいお話……を目指してましたが、どうにも主人公が残念で、女を高めるお色気には至っておりませんw
※サブタイトル末尾に【★】マークがあるものには、何らかの挿絵が入ってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-26 08:00:00
312563文字
会話率:22%