Mシリーズ五作目。今回の舞台は、マーシャル家の本邸。
叔母の発案で、マーガレットの誕生日祝いとギルバートのお見合いを兼ねた舞踏会が行われることになった。
誕生日が待ち遠しいマーガレット、お見合いが憂鬱なギルバートに、準備に追われるナンシーと
フェルナンデス。
そして、その四者の様子を窺いつつ、はじめてづくめの生活に戸惑いと感動を覚えるハンドレッド。
これは『マーガレット、十三歳の夏』から数ヶ月経った、晩冬から初春にかけてのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-25 08:00:00
12938文字
会話率:59%
『マーガレット、十二歳の夏』の続編。
そわそわと落ち着かないマーガレットに、マーガレットを見てニコニコするギルバート、そして、何やら企んでそうなフェルナンデス。
三者三様のありかたを眺めつつ、ナンシーは、ふと、一年前のことを思い出す。
これ
は、別荘から戻ってきて半年が経った冬、聖夜に起きたマーシャル家の出来事である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 21:00:00
3408文字
会話率:63%
『マーガレット、十二歳の夏』から丸一年経ち、マーガレットはギルバートのシスコン具合に嫌気がさし、つれない態度をとるようになった。その一方で、これが反抗期かと嘆くギルバートには、遠い異国に住む親戚から縁談が舞い込んできた。二人の心境の変化に、
ナンシーは戸惑い、フェルナンデスは面白がる。
これは、そんな四者四様のひと夏の出来事を綴った群像劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-16 15:00:00
11035文字
会話率:65%