就職難の時代、五十六社の会社に履歴書を書きまくって応募した結果、どこからも内定をもらえなかった就職浪人の長内守(おさないまもる)は、コンビニエンスストアのアルバイトで生計を立てていた。
そんな折、大学の一年先輩だった日内昌平(ひうちしょうへ
い)から酒を飲もうと誘われる。
守は、日内との酒の席でなにか良い仕事はないかと相談を持ちかける。
すると、日内は、日本円に換算して日給五万円稼げる仕事があり、日内自身もその仕事をしている事を守に話す。
守は、日内の提案に乗り一日だけお試しで仕事をやってみる事にする。
翌日、守は日内に連れられて日内が派遣登録している人材派遣会社に行き、派遣登録を済ませた後、日内に仕事先まで案内してもらう。
日内が従事している高額な日給の得られる仕事とは、地球から一千万光年先にある惑星アルガンダという異世界で、近年大量発生した「生きた泥」と呼ばれるロールプレイングゲームによく出てくるスライムに似た生物を退治する事だった。
一日だけのお試し仕事と考えていた守だが、高額な日給に心引かれ、コンビニエンスストアのアルバイトを辞め、日内と共に惑星アルガンダでのスライム退治の日々を送る事を選ぶ。
こうして、長内守の「スライム退治して日給5万円生活」が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-02 07:00:00
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