小園拓哉は、一人っ子の男子高校生。
そんな彼にある日、父親はクリスマスに何が欲しいかと訊ねた。拓哉は男手一つで育ててくれた父親に迷惑をかけないため、無理な話をしてその場を切り抜ける。
そのつもりだったのだが、なぜか父親は喜んでしまって
……。
拓哉の通う学園には、高嶺の花と呼ばれる女生徒がいる。
砂城絵麻――そんな彼女に、突然声をかけられた拓哉。しかしそれは、驚愕の出来事のほんの序章にすぎなかった。
これは、もしかしたら始まるかもしれない恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 22:31:50
3559文字
会話率:34%