ダマーシャは良き妻である。
人造人間が地球上にあふれる時代、
彼女は人造人間の人工知能を発信する。
彼女から人工知能を受け取った人間は、
『人類救済派』の人間によって殺された。
彼女は『人類救済派』の指導者である。
人類と共
存する人造人間との過去と、
一般的な家族を描いた反人類的日常小説。
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他サイトでも重複掲載。(外部サイト)
https://shimonomori.art.blog/2023/05/27/notbyai/
文字数:約3,000字(読了目安6~12分)
※読了目安は気にせず、
ごゆるりとお読みください。
※本作は横書き基準です。
1行20文字程度で改行しています。
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https://shimonomori.art.blog/2022/04/30/oshinagaki/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 07:00:00
3991文字
会話率:2%
「ラギア、君はもう帰っていいよ」
魔王戦直前での、まさかの解雇通告。
「ええええええええええええええええええええええええええええええええっ!?」
私は、絶叫するかなかった。
勇者に解雇され、仲間に裏切られた主人公を中心に織りなす、剣
と魔法の復讐劇。
最大のクライマックスである魔王戦のまさに直前で解雇されてしまった女騎士──ラギアは、失意のままの帰り道、仲間だったはずの女魔術師の手によって殺されてしまう。
「くふふ・・・このままじゃ、貴女があまりにも惨めすぎますね」
女魔術師の気まぐれから、ラギアは魔法アイテムによって輪廻転生の輪を回ることに。
しかし嫌がらせと言わんばかりに、転生先はロクなものがなく。
転生してはすぐに死に、また転生、といった時間を繰り返す。
10年の月日が経った頃、ようやくラギアはまとに活動できそうな転生先で生を受けることになるのだが・・・
それは魔物の一種である悪霊──レイスだった。
復讐心に燃えるラギア。
標的は、自分を解雇して人生を狂わせた勇者と、自分を殺した女魔術師。
魔王討伐後、このふたりは結婚して、いまは王都にて人生を謳歌しているという。
一人娘も生まれており、理想的家族として、世間的評価もかなり高いらしい。
ラギアにとっては、許せないことだった。
すべては、自分の不幸の上に成り立っている幸せ。
「ぶっ壊してやる・・・!」
いま、彼女の復讐劇が始まる──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 12:46:45
294274文字
会話率:29%