主人公児玉翔太(こだましょうた)の家の前の畑に落ちた隕石は特殊な金属で、ある環境下で力(推力)を発生することが分かりその金属をX金属と名づけた。翔太の親友であり大富豪の山田圭一(やまだけいいち)はX金属を使うことで推進剤を必要としない画期的
な宇宙船の建造を思いつく。
翔太は親友圭一の頼みを聞き、勤務していた研究所を辞めて宇宙船建造のため圭一が作った新たな会社「スカイスフィア研究所」の所長として圭一と共に宇宙船スカイスフィアの建造に着手する。
本作はE・E・スミスの『宇宙のスカイラーク』のオマージュっぽい何かです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 08:42:10
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会話率:52%
木星を上回る大きさのダイソン球型宇宙船が太陽系に接近してくる。しかし、その巨大宇宙船は素数列の送信に応えないまま太陽系から距離を取る方向へ軌道を変更し、通過しようとする。正式にブラフマーと名付けられたそれに対してヨーコとチャンドラの二人を
乗せた宇宙船によるドアノックミッション、別名カミカゼコンタクトが開始された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-20 06:00:00
14148文字
会話率:76%