5歳の誕生日の夜中0時、ケイン・サリヴァンは前世の記憶を思い出した。交通事故でその短い生涯を終えた松前大輝という1人の高校生の記憶。そして、神との邂逅と異世界への転生の記憶……
目覚めてから後悔と屈辱にまみれた前世を思い出し、大輝――ケイン
は決心する。「今度こそは後悔しない」と。
転生のときに貰った特別な祝福(ギフト)
「残り物には福がある」:選択を行うとき時間的に後に行うほど、より大きい幸運が訪れやすくなる
適用範囲も効果も分かりにくいことこの上ない。
だがしかし、この世界の人間が11回――五歳から十五歳の誕生日に毎年一つ授かる「祝福の選択」にはもってこいだ。合わせて12個の祝福でファンタジー世界を生き抜いていく主人公の行く末に待つのは……
一風変わった祝福を授かった少年がハードな世界を行く冒険譚。
※序盤の主人公の成長速度はゆっくりです。
アルファポリスからの転載です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/64642468/84404347折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 22:00:00
66848文字
会話率:34%