聖女・ルカは、前世に日本で暮らしていた記憶を持つ18歳の少女。彼女は1年前、無実の罪によって魔女のレッテルを貼られ、婚約者にも捨てられていた。
そんなわけで森で1人、気楽な?逃亡生活を送っていたルカだったが、ある日毒に侵された1人の獣
人騎士と出会う。
お得意の回復呪文と魔法薬で彼の命を助けたところ、ルカは「姫」と呼ばれ、この上なく懐かれてしまうのだった。
やがて、この騎士の正体が実は隣国の王太子であり、さらにはルカの、前世の "愛犬" だったことが判明する。
従順で愛らしいワンコ王太子との、楽しい第2の人生が始まるかと思った矢先。ルカは何故か、今度は隣国の陰謀にも巻き込まれていってしまう。
どうやらこちら。彼女が祖国で冤罪をかけられた1年前の事件と何やら関係がありそうで……
★祖国と婚約者に捨てられた聖女✖️聖女が大好きすぎる溺愛ワンコ王子★
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 08:27:14
83259文字
会話率:44%
ナイトは世界の辺境の国である虹の国に両親と兄と普通に暮らしていた。しかし、水の国の王であった伯父が死去したことにより、人生が一変する。その時初めて、兄と血が繋がらないことを知る。
兄と別れ、水の国に来て早12年の歳月が流れた。18歳になって
なお、水の国の王太子の座を得ていなかったナイトは、『お前に私の後を継がせるつもりはない』と父から突如宣告を受ける。代わりに虹の国の双子の姉姫ネティアとの婚姻を勧められる。しかし、ネティアは婚約したばかりだった…。
夢にまで見た兄フロントとの再会。兄は虹の双子姫ネティアとフローレスの専属騎士であり、妹姫フローレスの許嫁になっていたが、どうも雲行が怪しい…波乱万丈王子、ナイトの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 19:27:25
799236文字
会話率:40%
「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われ
る一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
~ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】です~
※ムーンライトノベルズにて先行して第4章投稿中٩( 'ω' )و
内容はムーンとほぼ変わりませんが、一部改稿してあります
ムーン版の方がおもしろいと思うので、抵抗がなければお立ち寄りいただければと思います!
(ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です)
※アルファポリスでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 11:00:00
1700118文字
会話率:44%
精霊姫を二度も輩出した名家に生まれたフィーラは、精霊姫候補を外されたことで癇癪を起し、引き持った聖堂で転んで頭を打ったことで前世の記憶を思い出した。しかし、前世の記憶を思い出したことで、フィーラはこれまでの自分の行いを反省する。精霊姫候補を
外されたことを受け入れ、王太子の婚約者候補も辞退することに。身の程をわきまえ、謙虚になったフィーラの運命は徐々に変わっていく―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 21:00:00
800660文字
会話率:50%
公爵家令嬢サリエラは、貴族学園の創立記念日のパーティの場で、王太子に婚約破棄と国外追放を宣告される。しかし、サリエラは内心喜んでいた。理由は、この婚約が王命により無理に成立したものだからだ。サリエラは、王宮を出て、公爵家のタウンハウスに向か
う。そして、転生する時に女神様から与えられたスキルを使い、幼い頃から世話をしてくれた使用人たちの前で、心を込めてお別れの歌を歌う。
一方、王宮では王太子は王妃陛下に婚約破棄を報告するが、叱責を受けてしまう
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 14:00:00
4736文字
会話率:47%
和解の印にと、継母から贈られた鏡は、魔法の鏡だった――――。
最終更新:2024-08-21 07:08:09
3311文字
会話率:53%
身分を隠したど田舎の姫騎士が、ひょんなことから大国の王太子の近衛騎士に。
見た目の良さから選ばれたものの、中身があまりにも残念で『話すな』と言われていた。
怠惰な様子の王太子に、様々なことを丸投げされるも、持ち前の明るさと能天気さとお給金
につられ、どんどんと暗躍してしまい――――。
*****
閲覧ありがとうございます。
ブクマや評価などいただけますと、笛路が小躍りいたしますヽ(=´▽`=)ノ わはーい♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 08:38:53
7409文字
会話率:41%
王太子が父王に願い出た。
「私の婚約者を、ルドヴィカ・サンティ侯爵令嬢から、彼女の妹、キアラ嬢に替えてください」
姉ルドヴィカは評判の悪女で、奔放三昧。周りの人間に辛くあたり、朝帰りを常として、婚約者にも顔を見せない。そんな女性より、健気で
可愛い妹姫が良い──。
かくして悪女ルドヴィカは、王宮に呼び出された。
"希代の悪女"。しかし現れたのは、やせ細った怯えた少女で……?
少女が「自分が"ルドヴィカ"だ」と名乗ったので、周りは騒然となる。
ドアマットなヒロインが誤解されていることは多々ありますが、ひとめ見たら分かるのではないか…?と思って書きました。楽しんでいただけましたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 11:20:55
8363文字
会話率:29%
王宮の一室で、王太子サルマンと公爵令嬢アニタは向き合っていた。
「僕たちの婚約を破棄しよう」
サルマンがそう切り出した理由は、彼が囲うシェリーにあった。
本来は想い合っているサルマンとアニタ。しかし、ふたりが離れなければならない原因はま
さかの……ドラゴン・アレルギー?!
円満解決なラストです。肩の力を抜いてお楽しみください♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 11:11:38
2400文字
会話率:42%
「大変です! 夜会にてお嬢様が、王太子から婚約破棄されました!!」
公爵邸にもたらされた突然の報せ。その思いがけない内容に、父親である公爵は硬直した──。
お馴染みの婚約破棄テンプレが進行した場合、お父様の心境やいかにと思いを馳せて書
いた短編です。
ゆるふわな舞台裏コメディをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 19:02:02
3840文字
会話率:28%
伯爵令嬢のレナ・クローヴェルはベッドで目覚めると、頭の中にまったく知らない赤の他人の記憶が入り込んでいることに気付いた。それは井野原 麗緒奈という女性の、その優れた容姿によってもたらされた苦悩と理不尽への憤り、そして後悔に満ちた記憶だった
。
自身の容姿がその女性にも負けないくらいに整っていることから、将来への不安が募り始めていたところに、両親から来たる学園生活に備えて家庭教師をつけると告げられる。しかもその学園では在学中に婚約者を探すことはとても一般的なことだという。
脳内に刻まれた記憶から、このままでは混沌とした学園生活を送る羽目になると確信したレナは剣や魔法を習い、力を付けることでそれに対抗しようと考える。そして自身の特殊な魔力量に戸惑いながらも着実に強くなっていき、ついに入学の日が近づいてくる。
しかし学園のある王都への移動中、予期しない大きな事件に巻き込まれてしまう。それによって彼女の思い描いていた未来からも大きく外れていくことになる。
それでもレナは脳内に刻まれた記憶と、大切な人と交わした約束を胸に立ち上がった。
――今度こそ幸せになるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 14:12:28
856776文字
会話率:44%
歴代王太子妃の中でも指折りの貴姫と言われたセリーヌ。突然の婚約破棄を賜り落ち込んでいたのも束の間、すぐに気持ちを立て直す・・・前を向くセリーヌに密かな恋心を抱く者が・・・
最終更新:2024-08-07 18:00:00
30309文字
会話率:24%
四匹の杭龍ラーラに守られし世界『ジャナーリア』。その中央都市オアシスで、青は国宝の金杯トゥラ・シャラーラの代わりに目を覚ます。『金杯の巫女』と呼ばれた彼女には、国から四人の夫が与えられたが……!?
さて、ところ変わって数日前。王太子シ
ャイタンによって、三人の大罪人が集められた。
砂漠の民タファスの英雄・ファジュマ。山の民アルハドの商人・シャイリーン。港の民タムージャの叛逆者・ハマラン。
彼らの前に置かれた大量の毒虫を前にして、シャイタンはにこやかに告げる。
「お前たちに極刑を下す。毒を喰らい、巫女に宿すのだ」
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ダークファンタジー逆ハー小説です。最初から最後までビターエンド。
内容に犯罪や加害が含まれますが、私も作品もそれを肯定しません。
逆ハーレムですが、彼らの関係に恋愛が主軸にないため、ハイファンタジーとなっております。
群像劇を意識して書いています。登場人物のこれまでとこれからを考えられるような小説を目指しています!
※ 長編書きに不慣れな為、執筆に試行錯誤を繰り返しています。そのため、途中シーンや描写、セリフを変えることもあるかと思います、ご了承ください。
『最後に私の描く最高の物語になって居れば良い』スタンスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 16:12:20
1805文字
会話率:52%
可憐で儚く美しい、白百合の姫と称されるコーデリア。
しかし中身はかなり残念。辺境伯領で国境警備の兵士たちに囲まれて育った、呑気な田舎娘である。
外見のせいで、高嶺の花として同世代には遠慮され、十八歳になっても恋愛に縁がないコーデリアは一念発
起。出会いを求め、第一王子が立太子した記念式典に参加した折、王太子に挨拶する隣国の王子ハドウィックを見かける。
隣国はかつて王位簒奪の憂き目にあい、数年前にようやく奪還したところ。亡命中、辺境伯領に身を寄せていたハドウィックは、コーデリアの幼なじみだった。
六年ぶりに再会した王子から求愛されるも、まったく気づかずにスルーする辺境伯令嬢。
そんなふたりの攻防戦。
全5話+後日談
本日2話更新のあと、明日7:00、12:00、20:00投稿で完結予定。
一気読み派さんは、7/17の20時以降にお立ち寄りいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-17 20:03:23
25856文字
会話率:39%
死にかけていたイーリスを助けてくれたのは王太子のアドリアーノだった。イーリスはその恩に報いるために必死に働いていたら、皆から“聖女”と呼ばれるようにまでなった。
しかしある日突然、兄妹の様に一緒に育ってきた王太子のアドリアーノが、イーリスを
聖女の名を騙る大罪人として魔界に追放すると言い出して……!?
不定期更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 12:00:00
10264文字
会話率:25%
王がまだ生きてる時に王太子の周りで起きた悲劇。
盾と剣としての役割をする女の子と影と剣としての役割をする男の子2人の恋愛を織り交ぜたストーリー。
悪巧みする家臣を捉えること(息の根を止めたり)で弟と妹が産まれる事が出来るようになった。
ロゼ
リアが2才歳の時に兄二人が殺され男しても生きる道を決められる。
10歳の時ルーカスと会い、ロゼリアの父親によってロゼリアの置かれた状況を理解し必要であればルーカスは女になると決意した。
ロゼリアが12歳になった時悪巧みをする家臣を捉えたことにより家族が増える事になる。
14歳下の弟が産まれた時にロゼリアが子供ができた時の剣と盾になる事が決まる。
ロゼリアは王太子とは4歳差である。
色々な人達がハッピーエンドになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 20:43:39
21222文字
会話率:42%
公爵家の愛娘で王太子の婚約者、黄薔薇姫の元へとやって来た悪魔は、こういった。
「味のしなくなったガムのような、お約束のようなテンプレ展開ばかりで、チヤホヤされようなんて、お嬢様はあざと過ぎます!!これにはわたしも思わず、嫉妬してしまいます
!!」
みんな大好き、イセコイの定番、舞踏会のエピソードには、毎回ドキドキしてしまう。
赤ワインでドレスをビシャーでも賠償と謝罪もナシ、無敵お兄様という飼い主から離れた途端に敵に囲まれてしまうし、アクセサリー婚約者には雌肉食獣に嗾けて、トイレに行ったら手も洗わぬままでの誘拐だ。
なんてスリル満点、ハラハラドキドキしちゃうよね。
今回はどんなお話になるのか……、本当に楽しみだね!!
ちょっと待って!
それってラブコメのラブな部分へのドキドキじゃないよね?
近頃は、大喜利と弾丸論破と危機管理を目当てにして、楽しんでない?
テレビの前で「がんばえー!」してた頃のように、素直な気持ちで、主人公ちゃんを応援したくない!?
そんなあるあるなテンプレ展開で遊んだり、ツッコミをいれて遊ぶ作品です。
全ナーロッパ世界が、嫉妬するような、美しいテンプレ芸を、あなたにも届けたい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 23:09:29
40144文字
会話率:14%
運命の人と結ばれると予言された少年、テオ・ソトドラム
恋より今日の晩飯が気になる育ち盛りが出会ったのは、可憐でかわいいお姫様
二人目が合ったときの衝撃、雷が落ちたのはなぜなのか?
この感情が恋なのか、好きになればなるほどキミの本音がわからな
い!
ド庶民奥手魔術師×きらきらお淑やかお姫様の純情ミスマッチラブコメディー
▼登場人物(新規登場回ごとに更新)
テオ・ソトドラム
17歳 ウェイグハム魔術学園6年生 主人公
口が悪い、目つきも悪い、でかい、でもとてもうぶ
クオジドォール・ロゼフディロール・ポラリス
17歳 同魔術学園6年生 王太子
友達のクード、とても面倒見がいい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 23:40:35
23748文字
会話率:43%
俺が初めてエイシアに会ったのは、雪の降る日に一人で剣を振っていたときだった。その翌日、彼女は兄である王太子の婚約者になったと知った。それから、俺とエイシアは交流を重ねて、大変だけど楽しい日々が続いた。けれど、それも次第に形を変えていって……
やがて、エイシアが兄に婚約を破棄されたとき、大きく事態が動くことになる。
**全23話。タイトル回収は話の半ば程になります。最後まで書き終わっていますが、見直しつつの投稿となるため、週に2~3回ほどの更新になると思います。アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 11:40:00
92409文字
会話率:48%
「ウィルフリッド王太子殿下、それはわたくしとの婚約を破棄したいということでしょうか?」
「あぁそうだ! 君との婚約は破棄だ!!」
カレンデム公爵令嬢のエリノア・フランシス・エバンスはリュラフス王国の王太子であるウィルフリッドに、伯爵令嬢で
あるナターシャとの接し方について問い詰めたところ婚約破棄を言い渡された。
普通の公爵令嬢ならば婚約破棄を言い渡された現実に落ち込むところだが、エリノアは違っていた。
エリノアはこのリュラフス王国に生まれる前、日本という国に住んでいた。前世の記憶は曖昧だったが、前世では好きな相手と結ばれることが出来る事を覚えていたのだ。
好きな相手と結ばれる。その素晴らしさと喜びを知っていたエリノア。
「わたくし、これを期に旅に出たいのです。ただの旅では御座いませんの。未来の旦那様を探す旅ですわ」
それなのに………
「エリノア、私は決めたよ。もう遠慮はしない。絶対に君を振り向かせてみせる。私が好きなのはエリノアだからね」
「っ!? すっ、すすすすす、すきぃ!!??」
誰が? 誰を?
え? 殿下が? わたくしを!?
「婚約破棄はしない。だから旅に出たいなんて言わないでくれ」
何故か婚約破棄だと言ってきた王太子殿下がわたくしが旅に出るのを止めてきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 19:13:42
107235文字
会話率:45%
ナターシャ・ベル・ファンシーはリュラフス王国のアイーリズ伯爵の娘として生を受けた。
カレンデム公爵令嬢のエリノアから王太子であるウィルフリッドの婚約者の座を略奪する為、父親であるアイーリズ伯爵の指示の元、カレンデム公爵令嬢を陥れようとした
ナターシャ。
夜会でエリノアがナターシャを襲わせたように見せかけたのだが、王太子であるウィルフリッドの働きによって、ナターシャたちアイーリズ伯爵家の企みは暴かれてしまった。
罪を犯し処刑台に立った彼女はギロチンで首を刎ねられた。
──────筈だった。
「アンタ、頭おかしいんじゃない?」
「なっ!? 何ですって!? おかしいのは貴方の方でしょう!!!?」
どこか冷たく冷静な青年 ✕ 悪女として処刑された伯爵令嬢
これは、そんな二人が現代日本で出会うお話し。
♢『悪役令嬢にされてしまった公爵令嬢は未来の旦那様を探す旅に出たい〜それなのに、婚約破棄だと言ってきた王太子殿下が止めてきます〜』の番外編ですが、本編を知らなくても読めるようになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 18:20:44
11135文字
会話率:53%
花の都・ヴィーラリア王国。
大陸の南の端っこにある一番小さな王国だ。
そのヴィーラリア王国の王族のひとつ
エレガノット公爵家には、大変可愛いらしい
三姉妹が産まれた。それぞれ、通り名が付く
程に、王侯貴族たちに親しまれている。
長女の〈
露草の妖精姫〉エレオノーラ
次女の〈白百合の妖精姫〉エウラリーア
そして、三女〈春紫苑の妖精姫〉フェリチタ。
それぞれの歩む道筋とは、いったいー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 19:19:37
44487文字
会話率:25%
社交界で『稀代の歌姫』の名で知られ、王太子の婚約者でもあったエリーヌ・ブランシェ。
皆の憧れの的だった彼女はある夜会の日、親友で同じ歌手だったロラに嫉妬され、彼女の陰謀で歌声を失った──
ロラに婚約者も奪われ、歌声も失い、さらに冤罪をかけ
られて牢屋に入れられる。
そして王太子の命によりエリーヌは、『毒公爵』と悪名高いアンリ・エマニュエル公爵のもとへと嫁ぐことになる。
仕事を理由に初日の挨拶もすっぽかされるエリーヌ。
婚約者を失ったばかりだったため、そっと夫を支えていけばいい、愛されなくてもそれで構わない。
エリーヌはそう思っていたのに……。
翌日廊下で会った後にアンリの態度が急変!!
「この娘は誰だ?」
「アンリ様の奥様、エリーヌ様でございます」
「僕は、結婚したのか?」
側近の言葉も仕事に夢中で聞き流してしまっていたアンリは、自分が結婚したことに気づいていなかった。
自分にこんなにも魅力的で可愛い奥さんが出来たことを知り、アンリの溺愛と好き好き攻撃が止まらなくなり──?!
■恋愛に初々しい夫婦の溺愛甘々シンデレラストーリー。
親友に騙されて恋人を奪われたエリーヌが、政略結婚をきっかけにベタ甘に溺愛されて幸せになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 08:05:38
74119文字
会話率:46%
小国ハイドランドに舞い込んだ縁談は、ソフィーナの初恋の相手、大国カザックの王太子フェルドリックから。
美貌で名高い姉姫への求婚と思いきや、兄の政務を手伝うことだけが取り柄の、冴えない妹姫ソフィーナあてだった。
本人も含めて、誰もが「人
違い」と思う中、やってきたフェルドリックに「一目惚れした」と言われ、舞い上がって承諾を返したソフィーナだったが、実際は、政略+着飾らせる必要がない地味姫だから――
結婚を「仕事」、ソフィーナを「都合のいい相手」と言い放つフェルドリックに、これ以上みじめになりたくないソフィーナは、公務と引き換えに契約結婚を願い出、カザックでの生活を開始する。
不釣り合いだと皆に嘲笑され、辛辣なフェルドリックに振り回される、真っ白な新婚(?)生活の中、フェルドリックがソフィーナにつけてきた護衛騎士2人は、なんだか妙。
その上、隣国からやってきた愛人候補には正妃の座と一緒に命を狙われ、挙句、祖国にまで不穏な気配が……。
「生憎だったね、それでも君はここに――僕に縛り付けられる」
やるべきことを終えたら、認めよう、あなたが好きだ、と。
そして、伝えよう――だからこそ、あなたに縛り付けられてなどやらない、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 08:22:24
309137文字
会話率:45%