伯爵令嬢のセーラローズは父が反逆者として捕縛されたことから、無実を信じて助けを求め旅立つ。
王都手前の峠で出会った青年から、「その顔にアメジストの瞳とは……そこらの子どもが持つには許されざる罪(グランクリム)だな」と何故か憎しみを宿した
言葉を投げかけられる。
何とか助けを求め王都に辿り着いたセーラローズは王位をめぐる陰謀に巻き込まれてしまう。そうして青年と再会するが、彼は昔の幼馴染だった。何故かセーラローズに冷たくする彼と力を合わせて父の無実の罪を晴らし、陰謀を暴こうとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 11:00:00
20747文字
会話率:38%
幻の煌国シリーズ第1話。
ヴィダリア侯爵家の末の姫モナシェイラはおてんば娘。
適齢期になった彼女は父親の命令で花嫁修業へ旅立つが、その旅先では…。
ローザニアの王子ローレリアンと未来の花嫁モナシェイラ出会いの物語。
最終更新:2011-07-29 22:49:56
152745文字
会話率:25%