架空の王国・ラクレイド。
時の王の腹違いの弟であるレライアーノ公爵は、風変わりで瘋癲な海軍将軍として宮廷の老臣たちから煙たがられていた。
しかし彼自身は公私ともに充実していて、兄王を支える自分の立場に深く満足していた。
が、元々虚弱だった王
が若くして亡くなり、レライアーノ公爵の立場も変わってしまう。
きな臭い国際情勢とも相まって、不本意ながら公爵は、王位をめぐる争いへ自ら進んで飛び込むことになってしまう。
『護衛官マイノール・タイスンの誓い』から、約十年後の話。
※第七回ネット小説大賞 一次通過作品
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 10:56:05
405148文字
会話率:26%
円卓の騎士の時代が終焉し、ブリトンは衰退の道を辿っていた。そんな中、騎士の姿を身に纏った乙女グリンガレットは「緑の騎士」の噂を追って、北方の小国を訪れる。王の証となる剣とは。響き渡る謎の琴の音。そして、緑の騎士とは何者か。自らの宿命に翻弄さ
れながらも、彼女は否応なく王位をめぐる争いに巻き込まれていく。
この作品はpixivにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 19:41:41
327573文字
会話率:34%