主人公、ボーンは小説家である。代表作、龍星記以降はスランプに陥り鳴かず飛ばずの日々を送っていた。小説を書くのも嫌になり病んで体調を崩し筆を休める事になったが、そうするとまた何か書きたくなってくる。
小説サイトで裏名義で登録し、初心に返って
奇を衒わない作品を書こうとした所これが注目を集め大反響を受けた。偶然にも勤め先から書籍化の話が舞い込んだ所で会社に事情を説明し、正体を明かした。
後は原文を手直しして書籍化を待つだけ…かに思われたが、上の意向で人間の主人公と猫型獣人のヒロインの役割の交代やモブとして死亡したキャラの復活、仲間入りなど曰く『細々』とした変更を指示された。
登場人物の名前を入れ替えれば話が成立するなどと言うレベルではなく、大筋だけ沿った書き直しをする事になったボーン。更に、徐々に『細々』とした変更の指示が増えて…。
※本作は別作品、双眸の涙の作者の物語です。併せて読むと本作をより楽しめるとか、楽しめないとか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 07:48:15
76584文字
会話率:55%
成人になると神殿で神から能力を授かる。
主人公は成人の日に意気揚々と神殿に向かうが、授かった能力は武器適正でもなく、攻撃魔法でもなく、回復魔法でもなく、今までに例を見ない『修復魔法』だった。
武器の修理屋にでもなるしかないと諦めかけていた
主人公だが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 13:17:03
44661文字
会話率:41%